![]() 『だって愛してる』2巻 むんこ まんがタイムコミックス 11月というこの時期に既に宣言してしまいますが、2007年におけるオレ内部ナンバー1漫画は間違いなくこれです。というくらいに、もう大好き。むんこさんの漫画はどれも面白く大好きなのですが、その中でも特にこの漫画が大好きなのです。 酒とギャンブルが好きで売れない作家のぐーたら亭主と、明るく快活で町の人気者、パートで家計を支える勤労妻。学校における不良と優等生のカップルという不自然さをそのまま夫婦にしてみましたという感じなのですが、実際にこの2人の高校生時代はそうだったというのだから何ともはまりすぎています。 文章が書けなくなってスランプに陥るとすぐに酒に走りがちになる夫を、時に蹴り上げ、時にねぎらい、そしてまた蹴り上げる妻。それは優等生の委員長が不良男子に向かって何かにつけて注意しまくる事そのまんまであり、高校生の時から変わっていないこの2人。 そんなデコボコな2人がなぜつき合い、結婚することになったのか。それは理由があったり、理屈づけできることでもなく、そこに言葉はいらないのです。だって愛してるから。この言葉一つで見るモノを全て納得させてしまうのがこの漫画なのです。 この漫画はそんなデコボコな2人の織りなすコメディいった部分で面白いというのもあるのですが、この漫画の面白さの本質はやはりそこではなく、この2人の愛情の深さであり、この2人の織りなす夫婦生活の機微だと思うのです。 生い立ちに複雑なモノを抱える夫の雄二と、それを受け入れ支える妻の街子。互いが互いを支え合い、互いに必要としあい、そして共に歩んでいくという、この夫婦の姿に何とも心揺り動かされる部分が強いんですよね。 そしてむんこさんならではのセリフを多く使わずに描写するスタイルと、最後のコマに短く挿入される言葉がこれまた上手く、心にスッとしみこんでくる良さに満ちあふれているんですよ。 この巻では雄二と街子の高校生時代のエピソードが最大の見所。もうニヤリングなしには読めません。恋愛経験の乏しい街子の初々しさに身悶え必至です。橋の下での初キスの話なんか、この話を雑誌で立ち読みしてたときのオレのニヤリングっぷりはそうとうキモかった事と思います。 そしてこの巻最大のニヤリングポイントは何といっても街子さんがセーラー服を着て告白を再現するシーン。めぞん一刻で響子さんがセーラー服に着替える話を読んで大層胸ときめかせたこのオレからいわせて貰えれば、あのシーンの悶絶レベルは致死量レベルです。その後の描き下ろしの話なんかも、オレを絶え間ない幸せスパイラルに誘ってくれましたし、もう最高でしたよ。 2巻のラストで街子さんの妊娠ということで一段落つきましたが、作者のむんこさんも同時期にご懐妊ということで目出度い限りです。連載の方はその影響もあって休止しておりますが、またいつの日か復活する事を期待してます。子供を持つ母親の目をもったむんこさんがどのような漫画を描いてくれるのか、それがすごく楽しみなんですよ。
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遅くなりましたが、DAIさんの熱烈なアピールで1巻試し買いし、 |
菜 2007/11/13 17:41 |
ハマって頂けたようで何よりです。街子さんはむんこ漫画の中でも一二を争ういいキャラですよ。 |
DAI 2007/11/13 23:24 |
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