『ういういdays』6巻と『エンジェル高校』1巻の同時発売を記念した出版社の枠を越えての販促展開、それが「いぬふぇす」のようですが、なんというかこのネーミングはなぁ。犬上すくねさんは漫画の良さとは別にオビの煽り文句とか(ラバーズ7の1巻とか!)、こういった売り出し方の展開に恵まれていないような気もするんですがどうでしょ。まぁ、それはさておき、同時発売というのは素直にめでたい事なんで喜んでおきますよ。![]() 『ういういdays』6巻 犬上すくね バンブーコミックス ういういラブ一筋で早6巻、今、犬上すくねラブコメでニヤリングしようと思うならこの漫画が最適の一冊! すでにくっついてしまっている妙子と潮のカップルや薫子と兄さんの年の差カップルの話もそれはそれで楽しめるのですが、やはり恋愛は成就するまでが華、成就するまでのときめきラブにこそ僕らは大いにニヤリングするのです。 そういった意味では、かずみの先生への一方通行片想いとか、互いに意識し始めた知花と哲平の二人の話が今巻では特に際立ったニヤリングを提供してくれました。この巻に収録されている10話のうち5話分がこの二組のカップルに割かれている辺り、主役達よりもよっぽど好待遇というのが如実に表れております。 中でも印象的だったのは片桐先生の過去の話。片桐先生が高校生だった頃の片想い話と大人になった現在の心境の変化という題材は、初々しい話ばかりのこの漫画においてものすごく大人びた印象を与えてくれる異彩を放っておりました。ただ、どちらかといえばこういう話を描いてる時の犬上すくねさんの方が好きな自分としてはかなり嬉しかったですし、印象的なエピソードでしたよ。 高校生のかずみから見た大人の先生も、高校生の頃があって、普通に恋愛もしてきている。そして、大人になった現在も学校では見せないような普段の生活の中の彼女がいるという部分になんとも心揺さぶられる甘く切ないものを感じてしまうのです。 かずみと先生の二人は、単なる憧れの先生と生徒というだけで終わるのかなと思っていたのですが、先生もそろそろかずみの気持ちを意識し始めているようですし、初々しい中にも、そろそろ進展が望めるのかもしれませんね。 『エンジェル高校』1巻 犬上すくね サンデーGXコミックスサンデーGXでしっかりと読んでいる漫画が『ラバーズ7』だけだったという自分にしてみれば、再びGX誌上で犬上すくね漫画を読めるというこの喜び! 『ういういdays』の白くてキャッチーで萌えな表紙に比べると、こちらは黒くて百合で大人びた印象さえも抱かせる表紙。ただ、本編の方はといえば、普通に学園ストーリー物になっております。 タイトルにあるとおりに天使の高校、エンジェル高校に入ることになった主人公が、いがみ合っている堕天使高校との争いに巻き込まれていってという出だしなのですが、そういった設定はあるものの、やはり基本は学園モノなのです。 ただ、犬上すくね漫画としては圧倒的にラブ成分が足りない! これはまさに由々しき事態で、早く僕らにこっ恥ずかしくも赤面して身悶えるようなラブコメをっ、と渇望して止まない訳です。しかし、この1巻を読む限りではまだまだそこら辺まで至ってないのが残念。 キャラや学園モノのノリとしてはいつもの犬上すくね漫画なので、今後に期待したいところですね。
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『ういうい』は、俗物的・即物的な萌え漫画を読んでいると忘れがちな、純粋な感情を思い出せるので好きですね。 |
enishi 2008/05/02 16:09 |
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