![]() 『しゃにむにGO』30巻 羅川真里茂 花とゆめコミックス あああああ、もう、なんだろう、この胸の高鳴り。このドキドキ感。この高揚感! シングルス準決勝も盛り上がりを見せ、留宇衣対駿、伊出対雷殿の2試合にとうとう決着がつきます。ともに因縁のある2人が戦い、そして決着がつくのです。 試合の内容そのものも熱くスポーツ漫画としても読ませる展開ですが、試合の進行と共にそれぞれのキャラの内面も描き語られていくのはこのマンガが少女漫画であり人間ドラマとしても面白いことを再確認させてくれます。 敗れた駿とひなこさんとの決着、そしてナディアの駿への想い。雷殿の生い立ちとテニスにかける思い。伊出の応援に顔を出すひなこさんの想い。全ての登場キャラ達の心情を漏らすことなく丁寧に描いていくその手法にはやはり毎度ながら唸らされます。 そしてこの巻のクライマックスは何と言っても井手と留宇衣の想いでしょう。ともに準決勝を別の相手と戦い、そして決勝で相まみえようとするというこの熱い展開。 「伊出……決勝の相手はお前がいい」 「お前じゃなきゃ嫌だ」 もうね、この留宇衣のセリフにオレ内部に眠る全腐女子回路が大開放! 黄色い悲鳴を上げながらのたうち回る勢いです。これまでの2人の関係を思い起こしながら、インターハイ決勝という最高の舞台で相まみえんとするこの熱き展開に思いをはせるだけで、もう居ても立ってもいられなくなります。 「留宇衣っ、決勝で待ってて!」 キャー、いやーーーー、もうどうにでもしてっ。なんですか、このセリフ! ライバルという関係だからこそ許されるこのセリフの重み。2人の繋がりを存分に感じさせるこのモノローグが今巻における最大の盛り上がりどころでありました。 そして巻末の予告を見てさらなる絶頂。 「コートで交わった物語は、コートで完結する!」 「クライマックス31巻・32巻、来春同時発売!」 クライマックスへの盛り上げが半端なかったこの物語も遂に完結する時が! それも伊出対留宇衣という最高の見せ場を残して迎えるこのクライマックスへの期待感は半端ありません。来春の同時発売が今からすごく楽しみですよ。 |
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