![]() 『みそララ』2巻 宮原るり まんがタイムコミックス 今一番好きな4コマ作家はと問われたらまず真っ先に挙げるのがこの宮原るり先生です。むんこ先生の漫画も別格で好きですが、今一番旬でノリに乗っている4コマ漫画家といえばやはり宮原るり先生ですよ。まんがタイム系の雑誌で見かけないときがないくらいに出張企画で色々描いておりますし、仕事量が増え過ぎてきて逆に心配にもなってきますが、それと同時に露出が増えてきてカラー絵を見れる機会も増えてきて、やはりファンとしては嬉しい限りなのです。 そんなノリに乗ってきているタイミングで、みそララ2巻の発売ですよ。もう表紙絵からしてズキュンと来ます。キマくっております。オレは宮原るり先生の絵が大好きなんだと声高に叫びたい。4コマ描いてるときはキャラをある程度崩して描いているけど、1枚絵をきっちり描いたときの宮原るりさんの絵はもうホントにツボにくるのですよ。 そして絵だけが可愛いとか、ありきたりな萌え4コマで終わってないのがこのマンガの良さなのです。新米駆け出しライターのヒロイン麦みそがお仕事に奔走する姿は、定番の働く女性4コマとして十二分な魅力を放っておりますし、同じ職場の女性同士で助け合いながら仕事する姿に女同士の友情を越えた百合的魅力も感じてしまいます。作者自身の経験を活かしたライターの仕事に関する諸々は、その業界を知らない読者の興味を惹きつけるに充分ですし、その仕事でぶつかる壁や困難なんかも、やはりリアリティあるものになっているのですよね。 今巻で言えば、デザインコンペに挑戦する梨絵と美苑の話がもうとにかく素晴らしかった。壁にぶつかり乗り越えていくという成長物語をそれぞれのキャラの内面を掘り下げながら気持ちよく描いてくれたと思います。キャラへの感情移入度も高いので、こういったお約束な成長物語がものすごく心地よいのですよ。 そして何より、前の会社でも孤立することの多かった梨絵が、美苑や粟谷とと共に一つの目標に向かって進んでいくという姿がもうホントに読んでいて嬉しい気持ちにさせてくれるんですよ。そしてまた、この3人が作り出したキャッチコピーや企画がなるほどと納得できるもので、素直に応援したくなる気持ちにもさせてくれるんですよね。 社会人経験がある人ならば共感できる部分も多いでしょうし、現実にはこんなきれい事ばかりでなく、辛い部分も多いのでしょうが、前向きに進んでいき成長している彼女たちの姿と、それを見守り助ける周りの面々の姿を見ていると、自分自身も前向きな気持ちにさせられるのですよ。 恋愛ラボのアホアホお気楽ドタバタとはまた違った方向性で宮原るりさんの良さが出てきている感のあるこのみそララ。今月のまんがタイムに掲載されていた、作者自信のライター体験を綴った「せきララ」も面白かったですし、働く女性4コマとしての魅力を今後も発揮し続けていって欲しいものですね。オススメです。 |
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