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OVA 『少女セクト』全3巻 女の子同士がキャッキャウフフと仲睦まじげにしている姿を見るのが大好きです。いわゆるソフト百合的雰囲気を漂わす作品には、もうそれだけで頬がにやけてくる部分もあります。しかし、その仲の良い女の子同士がある一線を越えてガチになって行けば行くほど、少しずつ冷めていく部分もあったりします。キス止まりの関係までなら全然いいのですよ。ただそれがガチエロのレズビアンになってしまうと、もう百合的魅力を感じられなくなってダメなんですよね。 以前、何かの飲み会の時に百合エロはイケるかどうかという話になったことがあったのですが、自分はこのジャンルは全然ダメです。そもそも、エロ漫画にしろ、エロゲーにしろ、エロアニメにしろ、エロと名が付くものを見ている時の自分の視点って男性視点なんですよ。それに比べて百合エロだと自分が感情移入する視点がまったく存在しないじゃないですか。ぶっちゃけて言えば、エロを見てる時ってちんこに感情移入している部分があって、ちんこの存在しない百合エロジャンルは感情の持っていき場所はどこにもないんです。 ソフト百合であるならば、俯瞰視点で「愛で楽しむ」という見方が最適だと分かるのですが、そこにエロが入ってくると、俯瞰で見ていてもどうにも気分が乗ってこないというか、置いてけぼりにされる気がするんですよね。 そこにきて、この『少女セクト』です。 原作は百合エロものとしてはかなり評価の高い漫画となっているのですが、自分は上記理由によりさらっと読んだことがある程度で、深く読んだことはありませんでした。なので、この漫画が18禁アニメとしてリリースされることにもそれほど興味は抱いてなかったのですが、たまたま機会があって見てみたら、これがもう思いの外素晴らしかったのですよ。正直、悔い改めました。 なんというか、美しいんですよね。映像美というか、裸の女性同士の絡みが淫猥な感じではなく描かれており、ドキドキさせられる部分があるんです。18禁だからといって、即物的にエロを期待するという視点を捨ててやれば、自分でも百合エロジャンルを楽しめるというのは大きな発見でした。 ピンからキリまで当たり外れの激しいエロアニメジャンルの中で、この『少女セクト』はかなりの高クオリティを誇っております。ヤシガニやキャベツレベルの作画に出会ってもそれほどの驚きでもないというエロアニメジャンルにあって、このアニメの作画の高さはスタッフに恵まれたと言えるでしょう。BGMの効果などもあり、全体的にしっとりと落ち着いた雰囲気を出すのにも成功してますし、3巻で完結するまでじっくりと堪能することが出来ました。 幼き頃に出会っていた2人のヒロインがその思いを成就させるまでという大きな流れがあって、それを軸にして物語が展開されており、ブレがなかったのも良かったです。まぁ、2人のヒロインとも最後に結ばれるまでの過程において、他の女性とエッチすることもあったりするのですが、それはご愛敬ということで。でも2巻での桃子と先生のエピソードはこの物語の中で一番グッと来たかも。もちろん、3巻で桃子と思信が結ばれるシーンにも嬉しさは感じましたがね。 |
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