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“文学少女”シリーズ待望のメディアミックス化第一弾!

2009/04/30 23:26
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『“文学少女”と死にたがりの道化』1巻 野村美月/高坂りと ガンガンコミックスJOKER

このライトノベルがすごい2009で堂々の1位を飾った“文学少女”シリーズ。読者人気も非常に高いこのシリーズなのですが、なぜかドラマCDやコミックス、アニメ化とは無縁の存在でした。アニメ業界といえばこれまでは漫画やエロゲーのアニメ化が多かったようにも感じますが、最近はラノベ原作の青田買いが非常に盛んな様子です。このラノ2009の上位10作の中でもその多くがアニメ化したり、これからされるモノが非常に多い中、“文学少女”シリーズは頑なにアニメ化からは縁遠い位置に孤高の存在として輝いておりました。

“文学少女”劇場アニメ化決定

しかし、遂にアニメ化の報ががが! まさに真打ちは最後にやってくるというか、ラノベアニメ化の流れにおける遅れてやってきたエースであり、アニメ化周回遅れとはまさにこの事。ただ、個人的な期待感はかなりのモノであり、公園全裸待機にて公開されるその日を待ちわびたいところです。

そして、そんなメディアミックス展開の一つであるコミックス版の“文学少女”。ガンガン系列にて連載されてきたモノが遂に待望の単行本化となりました。原作に強い思い入れを持っている作品については他のメディアに展開されるときって期待半分不安半分なのですが、このコミックスはかなり安心して楽しめる内容になってました。

最初のうちは作者自身の堅さも見受けられ、妙に説明くさい展開が鼻にもつきましたが、物語が進行してくるとこなれてきて素直に物語の中に入っていけます。原作は文字だけのラノベって事もあり、その物語世界を頭の中に“想像”しながら読み進めるのが楽しみ方ではあるのですが、漫画の場合、そこに絵という視覚情報が加わってくるわけで、圧倒的にその物語世界が自分の眼前に広がり、原作を読んでるのとはまた違った味わいを感じ取れるわけです。

遠子先輩の三つ編みの揺れ具合も、コロコロと表情を変える百面相も、千愛のドジっ娘ぷりも、琴吹さんの眉間のシワの寄せ具合も、そのどれもが愛おしいのですっ。

また原作を最後まで読んだあとに、1作目たる「死にたがりの道化」の話を読み返してみるというのも味わい深く、登場人物達の気持ちを知った上で別の角度で見る物語というのも、初見の時とはまた違った感覚で楽しめて面白いです。

遠子先輩が心葉と出会ったシーンにしろ、恋愛大殺界中と言う遠子先輩も、彼女の本心を知ってる状態で見るとまた別の色が見えてきますし、千愛の隠された本当の素顔や、琴吹さんのツッケンドンな表情の裏に隠されたデレの部分を知っていると、彼女たちのセリフの真意を理解できて別の楽しみ方が出来るわけです。

あと、作画の高坂りとさんの絵は女性作家らしい柔らかな線と、それとは対照的な鋭角的な陰影の付け方が非常に印象強いですね。心葉の学生服の陰影の付け方や、制服のプリーツスカートの陰影の付け方はかなり独特で、切り絵というか影絵的な印象もあって目に飛び込んでくる感じでした。

物語の方は1巻では「死にたがりの道化」エピソードは完結しておりませんが、是非ともじっくりと描ききって欲しいところです。願わくば原作エピソード全てをやってくれると嬉しいところなのですが。
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巨大地下空間、大谷採石場跡に行く、『喰霊-零-』舞台探訪

2009/04/29 16:44
超巨大地下空間!大谷石地下採掘場跡に行ってきました!!

最近、ニュースサイトで取り上げられていたこの記事。地下空間というのは少年心をくすぐるというか、冒険心をかきたてるというか、ものすごくワクワクさせる魅力のあるモノでして、この記事の写真にもすっかり目を奪われていました。だがちょっと待って欲しい。この地下空間の写真、どこかでえ見覚えがあるような。はて、どこだったかなぁと記憶を漁っていたら、ようやく気付きました。

大谷石地下採掘場跡 ロケハンレポート

これって『喰霊-零-』に出てきた背景じゃないですか! 『喰霊-零-』では東京を中心とした関東一円を舞台背景として使っている部分が多いようで、アニメDVDの特典でもその舞台背景のロケハンレポが収録されております。まさに我ら舞台探訪マニアの興味を惹きつけるのに充分な素材!

先週末はちょうどMotoGPの日本GPが栃木県のもてぎで開催されており、その観戦で宇都宮に行くという事もあり、そのついでというか、メインというか、舞台となっている大谷資料館に舞台探訪しに行ってきました。

 

「あなたが邪魔だったの!」
「あなたが憎かったの!」
「あなたが嫌いだったの!」
「あなたが羨ましかったの!!」

『喰霊-零-』8話において、黄泉と冥姉さんの対決の場となったのがこの大谷石地下採掘場跡。殺生石に侵されてすっかりダークサイドに陥ってしまった冥姉さん。止めどもなく溢れてくる黒い感情を抑えることもせず、黄泉に戦いを挑むこのシーン。妖精帝國の挿入歌をBGMにしたこの対決シーンは、このアニメの中でも屈指のシーンだったのではないでしょうか。

そんな印象的なシーンの舞台となっているのがこの大谷地下採掘場跡です。

 

黄泉と冥姉さんが対峙するシーンの背景に出てくるこのオブジェも、ご覧の通りそのまんま。薄暗闇の中に照らし出されるこのオブジェは雰囲気たっぷりですね。

そして、喰霊の舞台となったという点でも興味深いのですが、それを抜きにしてもこの地下採石場跡という地下空間は非常に面白かったです。


天井までの高さが何十メートルもあり、巨大石柱が立ち並ぶ様相はまさに巨大地下神殿的様相。薄暗闇の中でライトに照らし出される巨大地下空間に心奪われるのは間違いなし。


外の光が射し込む場所なんかは、その石造りの神殿的雰囲気も相まって神々しさ抜群です。


この照らし出される石畳なんて、まさに地下ダンジョンそのもの。その広大さも相まって、地下迷宮に迷い込んだ雰囲気を味わえるのも楽しみの一つですね。


今回は三脚を持参しなかったのですが、やはりこういう場所で綺麗な写真を撮ろうと思ったら三脚必須ですね。ちなみに自分は、手すりの上で固定しながら撮ったりと、結構な苦労をしてました。


戦時中は中島飛行機の地下工場もあったこの場所ですが、それも頷けるくらいの広大さをもった地下空間です。


喰霊では他にも首都圏外郭放水路や、日比谷地下共同溝など、地下空間を舞台にしたシーンが多いですが、地下空間が持つ独特の空気というか、異世界感、日常を逸脱した雰囲気というのは物語を演出する上ではやはり重要ですよね。

実際、この大谷地下採石場跡を訪れてみて、その異世界感に触れて圧倒されたのは間違いないですし、こういった地下空間の面白さというのをすごく感じましたよ。舞台探訪というのを抜きにしても、これは見に行って面白いモノだと思いました。

喰霊-零- 舞台探訪

写真が多くて分かりやすいですね。これらの写真を見てると、それぞれのシーンが自然と思い浮かんできますし。那須の殺生石史跡も今回行きたかったのですが、時間の都合で断念。また、別の機会にでも行きたいところです。
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『ストップ!ひばりくん』の系譜を受け継ぐオススメ女装漫画登場!

2009/04/25 23:57
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『女装少年アンソロジー』 ガンガンコミックスアンソロジー

女装漫画は好きですか? 自分は大好きです。『ストップ!ひばりくん』で女装漫画童貞を奪われて以来、幼き頃に女装しているひばりくんの可愛さをすり込まれて以来、大好きになってしまったのです。女装しているひばりくんに逸脱した世界を感じつつも、そのアブノーマルな世界に幼いながら胸ときめかせ、おちんちんをむずむずさせてしまったのは、まさに今ある自分のルーツでもあると思えるのです。

自分の好きな女装漫画のパターンといえば、まずは『絶対☆アイドル』や『ブロッケンブラッド』のように、主人公が無理やり女装させられることになったことから始まるドタバタコメディ。そしてその女装姿がとんでもなく可愛くて、読者である我々が「こんなに可愛いのに男の子? でも萌えてしまうこの本能のままに従うべきなのかどうなのか!?」という煩悶と葛藤を乗り越えた先にある開き直りをもって、女装少年たるオトコノコに萌えてしまうのがその楽しみ。

そしてもうひとつが、先にあげた『ストップ!ひばりくん』タイプ。見た目は女の子にしか見えないんだけど、自称男の子。しかし、周りの男どもはそんな女装っ子に振り回され、どぎまぎさせられ、ホントは女の子なんじゃないかと淡い期待を抱きつつも玉砕するという倒錯ラブコメディ。バカテスの秀吉なんかはいい例ですよね。あと、女装ではないものの『僕と彼女の×××』なんかも、性転換から巻き起こる倒錯しまくりな恋模様はこの系譜を受け継いでいるようにも思えます。

そして今回紹介するこの『プラナス・ガール』は、まさに『ストップ!ひばりくん』の系譜を受け継ぐ、素晴らしき女装漫画なのです!

恋に落ちたのは女装っ子!? 『プラナス・ガール』 松本トモキ

画像まずは、リンク先のガンガンオンラインで公開されている1、2話を読んでほしいのですが、自分のツボにあまりにもドストレートに決まりすぎ! 胸はぺったんこだけど、どう見ても女の子にしか見えないヒロイン(?)相川絆。小悪魔的微笑を浮かべながらやたらと主人公に絡んでくるあたりも非常にツボを心得ていますし、そんなヒロインに主人公が振り回されているのも素晴らしき様式美。これぞ女装漫画の王道!

そしてこの漫画の一番面白いところは、ヒロインが男なのか女なのかをものすごく曖昧にしているということ。自称男ではあるものの、どちらの可能性も十分に残しており、どちらとも言えないが、どちらとも言えるということ。スカートをめくってしまえばはっきりするのでしょうが、そんな野暮なことは無しです。スカートをめくって中身がどうなっているのかを認識してしまえば、そこで終わりなのです。僕らの夢は終わりなのです。昔、シュレディンガーさんもそう言ってました!(言ってません)

この曖昧な境界線上にいるからこその楽しみ。主人公と同じ気持ちになって、ヒロインがやっぱり女の子であってほしいという望む期待感。でも、男だと自称している事こそがヒロインのアイデンティティであり、どちらなのかはっきりさせてしまってそれが壊れる怖さ。このヤキモキ感と、はっきりさせられない寸止め感にじれったくなりつつも、そのじれったさこそが逆に気持ちいいという、素晴らしい内容に仕上がっております。願わくば、最後の最後まで性別がどちらなのか判明してほしくないところですね。バカテスの秀吉が「性別:秀吉」と呼ばれるように、ついているのかついてないのかは大きな問題じゃないんだ! 見た目は女の子にしか見えないオトコノコというアイデンティティこそがこの系譜のキャラの魅力のすべてなのですよ。

ちなみにこの2話の続きが先日創刊されたばかりのガンガンジョーカーにて掲載されております。勢いあまって購入してきましたが、3話目も相変わらずの素晴らしさ。スカートの中で目覚めさせるって、どんだけ誘えば気が済むと思うんだ、この小悪魔めっ。くそー、ムキーとなりつつも、だらしなく頬をニヤニヤさせながら激しく堪能しているわけですが。

女装少年を楽しむ3つの方法「女装少年アンソロジー」(たまごまごごはん)
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嫌い嫌いは大好きの意、『会長はメイド様!』7巻

2009/04/19 23:21
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『会長はメイド様!』7巻 藤原ヒロ 花とゆめコミックス

さささ最高みゃあああ! 『会長はメイド様』7巻読みましたか、読みましたか、読みましたよね! 最近は掲載誌であるLaLaにまで手を出す勢いで今巻収録分もすでに連載で読んでいたのですが、初めて読んだときのニヤリングっぷりと身悶えっぷりときたらそれはもう半端ないことに!

ある意味、この漫画における一つ目の頂点が今ここにやってきたといっても過言ではないのです。特に31、32話で繰り広げられる文化祭デートの破壊力と来たらどうですか! この漫画のキモは、嫌いなヤツだと思っていた碓氷の一挙手一投足にドギマギさせられて赤面する美咲というのが黄金パターンだったのですが、今巻はまさにそれが最高潮を極めているのです。

口では嫌いだと強がって意地を張っている美咲も徐々に碓氷のことを意識しだし、最近ではそれがものすごく強くなってきている。そんな自分の変化に戸惑いながらも、生来の勝ち気な性格が災いしてか、そんな自分の中の気持ちを信じられない部分と、表に出したくない部分が相まってさらに意固地になっていく美咲。

しかし、読者の我々はそんな美咲の焦れったさにヤキモキしながらも、赤面ドギマギっぷりにうっはーと悶えながら楽しむのです。ニヤニヤしながら楽しむわけです。そしてそんな楽しみが最高潮に達する今回の文化祭デート。

期せずして二人きりとなり、文化祭の出し物を見て回ることになる二人。碓氷に手渡しで出店の食べ物を渡されてそれを食べる美咲。なんだか二人の間に流れる甘い空気。そう、これはまるで、デートみたい──。

美咲が思わずそう思ってしまったことを碓氷に言い当てられて、赤面する姿は極上の可愛さ! 何より、美咲のことを全て分かっている風の碓氷の憎たらしさもこの時ばかりはグッジョブと賞賛の嵐。まさに二人の気持ちが通じ合っているという証左!

美咲も美咲で相変わらず素直になれない性格で、ドギマギしながらも表面上はしかめっ面で眉の間にシワを作りつつ赤面顔で叫ぶのです。

「碓氷のアホッ、お前なんか……」
「知ってるよ。俺のことなんか大嫌い、でしょ?」

くはー、たまらんばい! まさに碓氷の手のひらの上で踊らされる美咲。美咲のことなら何でもお見通し、美咲と同じ事を考えている碓氷という伏線を上手く活かしてのこの締め方がまた上手い。そして、このセリフに対しての美咲の赤面っぷりが最高すぎるのです。

そしてドラマのクライマックスは文化祭の後夜祭へ。ロミオとジュリエットの衣装に身を包み、人気のない教室で二人きり。碓氷ににじり寄られドギマギさせられてきた美咲が遂に自分の感情を吐露し始める。その気持ちの戸惑いと混乱。嫌いだと強がってみるものの、離れたくないと思ってしまうこの気持ち。そして二人の気持ちがゆっくりと交錯していき、二人の気持ちも重なり合い、そして二人の唇も重なっていく。

もうこれ以上ないくらいに盛り上がるキスシーン。そして碓氷の口から漏れる告白の言葉。

「好きだよ、鮎沢」
「お前なんか、嫌いだ…っ」

くはー、たまらんばい! たまらんばい! キスするまでにいたって尚、素直になりきれずに嫌いと言ってしまう美咲のこの意地っ張りさ加減がたまらんばい! 事ここに至って俺のニヤリングは最高潮、俺の身悶え指数が最高潮に達しているというのに、さらに追い打ちをかけるかのごとくのこの美咲の可愛さときたら、もうっ、ホントにもうねっ!

7巻にしてようやくキスシーンという一つの節目を迎えたわけですが、今後は自分の気持ちをどのようにして言葉にしていくのかという部分で美咲の動向に注目です。とりあえず、キス後の回における美咲の照れっぷりが極上なのでそれを楽しみにしつつ。


『会長はメイド様!・7』の感想(空夢ノート)

会長はメイド様!7巻 この女、陥落た!!(錬金場)

会長はメイド様7巻感想(ヤマカム)
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マサぷくが一人でやってくれました、良質エロアニメ『真・燐月』

2009/04/16 23:54
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『真・燐月』 Platinum Milky

エロアニメが好きです。エロと名の付く媒体の中ではエロアニメが一番好きです。エロ漫画にエロ小説、エロゲー、エロビデオ、エロ同人誌にエロアニメ。そのどれもを人並みには嗜んでいるとは思います。だって男の子だもの。でも、そんな中でもエロアニメが一番好きなんですよね。

オタク界隈ではエロゲーやエロ漫画なんかは比較的話題になりやすいのですが、それに対してエロアニメは話題に上りにくいです。粗製濫造なエロアニメが多くあるのも事実ですが、そんな中でもキラリと光るクオリティ高いエロアニメがあるのも事実であり、脚光を浴びることなく埋もれていくのはもったいない!

そして、今日紹介したいこの『真・燐月』も、まさにそんな良質エロアニメの一つであり、素晴らしい出来であると声を大にして言いたいアニメなのです!

真・燐月(上巻)真・祈り編 紹介

真・燐月(下巻)真・誓い編 紹介

アニメといえば集団で制作するのが普通です。作画や演出、絵コンテにキャラデザ、音響監督に美術監督に制作進行。様々な役割の人がいて、それぞれの作業の集大成として一つのアニメが出来上がるわけですが、エロアニメの世界においては、たまに一人の突出した才能の出現によって、個人の色が強く押し出されたアニメが作られることがあります。

良い例は『新体操(仮)』のむらかみてるあき。一番最初にこのアニメを見たときはかなり驚かされたモノです。一人で監督から、作画監督、演出、キャラデザ、絵コンテまでこなし、「むらかみてるあきが一人で作りました」とまで言うのは横暴ですが、むらかみてるあき色がものすごく強く出たアニメでした。美麗な作画にハードなエロ。すべてにおいて高クオリティで、むらかみてるあきの名前を一躍有名にした作品でもありました。

そして、そんなむらかみてるあきの出現を彷彿とさせるのが、今回紹介する『真・燐月』の監督マサぷく氏なのです。

初めてこの人の名前を意識したのは前作の『連鎖病棟』からなのですが、この人も一人で監督から作画監督、キャラデザ、演出、絵コンテまでをこなすマルチっぷり。しかも『連鎖病棟』2巻からは脚本まで手がけ初めて、このまま美術や制作進行、果ては声優までやり出すんじゃないかという勢い。

そしてこの人のアニメがスゴイのはやはりその作画なのです。むらかみてるあきがその作画のエロさで名を馳せたのと同様に、マサぷく氏もその作画の高クオリティさによって名を上げているのです。むらかみてるあきが紅潮した表情とハードなエロ、高速ピストン運動とアクメ顔のエロが売りだとすると、マサぷく氏は頬染め赤面顔と、ハードになりきらないソフトで上品なエロが売り物。むらかみてるあきのハードさに食傷気味な所に見るマサぷく氏のエロアニメは何とも心落ち着くのです。ハードになりきらないエロでも作画が素晴らしければこれほどまでにエロく感じられるんだという良い例ですよね。

個人的にマサぷく氏の描く赤面顔が大好物過ぎます。これは素晴らしい頬染め赤面顔。常時赤面している可愛い女の子達を見ているだけでもう大満足気分に浸れるんですよ。

あと、『真・燐月』下巻のメインは腹ボテ3Pエロだったのですが、孕ませや腹ボテ属性は皆無だと思っていた自分なのに、あまりのエロさに新たな扉を開いてしまいそうになりました。いやぁ、こいつはエロかった。

あと脚本までこなすようになったマサぷく氏ですが、正直脚本に関してはいただけません。ってか、あまりの超脚本っぷりに笑ってしまいます。いくらなんでもその展開はないだろうと思ってしまうのですが、さすがに天は二物を与えなかったというか、脚本の才能までは与えなかったのかなと。まぁ、脚本のトンデモっぷりには笑って許して、純粋にエロさだけを堪能するのが吉と出ました。実際、ストーリー展開の大部分を削って、ただひたすらにエロシーンだけを連続して見せていく手法はこの人らしいですしね。

そんな訳で、『連鎖病棟』に引き続き、この『真・燐月』も素晴らしい出来映えでした。次のマサぷく監督作品も期待して待ちたい所ですね。


参考

エロアニメにゆるみ口が導入された事例
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遊び心が満載のたま電車に乗ってきました

2009/04/14 21:59
先日、Air舞台探訪に出かけましたが、実はそれは旅行のついでという部分もあり、主目的は紀勢線を完乗するという乗り鉄の旅でした。名古屋方面から18きっぷで紀勢線を乗りつぶそうと思うと、ダイヤの関係でなかなか難しいのですが、今回は臨時快速さわやかウォーキング号が尾鷲方面に出ており、それをうまく利用しての旅程なのです。

 

途中、ワイドビュー南紀や特急くろしおなどを使ってワープしつつも、基本は18きっぷによる各駅停車の旅。紀勢線は車窓から海が眺められる風光明媚な路線で、乗りつぶしとは言え楽しめる路線ですよね。

ちなみに、今回は紀勢線以外でもいろいろな部分で鉄分満載の旅でした。


3/21に運行を開始したばかりの和歌山電鉄のたま電車。和歌山電鉄のたまというと、駅に住み着いた野良猫だったのが社長により駅長に任命されて有名になったという逸話の持ち主。ただ、日曜は駅舎に姿を見せないとのことで、今回は列車のみを堪能です。

ちなみにこの列車、たまの絵が車体の四方八方にプリントされていてかなり目立ちます。ただ、このような広告プリントを施された列車はありますし、そこまでの驚きではないのかもしれませんが、この列車の醍醐味はその内装なのです。

 

 

どうですか、この内装! とても列車の車内とは思えないファンシーさ。ありとあらゆる所まで遊び心が満載のその内装。椅子一つとってみても、画一化されたものでなく座る場所によっていろいろ違っているのも面白いです。車輌と車輌の間にはのれんが掛かってますし、ブラインドももちろん特別仕様。子供が楽しめるのはもちろんのこと、大人が乗っても非常に楽しい気分になれますね。


同じく和歌山電鉄のいちご電車。和歌山電鉄にはあとおもちゃ電車という列車もあるのですが、そのどれもが遊び心に満ちあふれた列車になってます。

 

たま電車ほどではないにしろ、いちごカラーに統一された車内はなんとも楽しい気分にさせてくれますね。そんな観光の目玉として作られた新型の車両に対し、次に紹介するのは何ともレトロな列車。


かつての日本一のミニ私鉄(営業距離数2.7キロ)の紀州鉄道。JR御坊駅から終点の西御坊駅までたったの8分で着いてしまうという片道150円の路線。この路線を走っている車輌がこれまたレトロで、鉄道博物館に動態保存していた車輌がそのまま走っているかのようなレトロさにあふれており、なんとも味わい深いのですよ。

 

だって、この車輌の床って木製なんですよ。なんかもう、レトロさを売り物にするアトラクションの乗り物かってな感じですが、それを片道150円で堪能できるから何とも楽しいです。わずか2.7キロをのんびりゆっくり、自転車で走った方が早いんじゃないかってスピードで走るローカル線。いつまでも残って欲しい路線ですよね。

 

この紀州鉄道の終点、西御坊駅から先は廃線となっているのですが、線路が撤去されることなく残っており、ちょっとした廃線巡りもできて面白いです。民家の間をするすると抜けていく廃線跡をたどっていくのも楽しかったですよ。
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4コマ誌なのにストーリー漫画が面白いまんがタイムラブリー

2009/04/13 23:55

4コマ誌の中ではこれまでそれほど強い印象を持っていなかったまんがタイムラブリー。おーはしるいや藤凪かおる、松田円などを擁している辺り、その名の通りラブリーな誌面を目指しているだろうなとは感じてましたが、最近はストーリー漫画が充実してきて面白くなってきた印象はあります。それがラブリーなストーリー漫画なのかと聞かれたらどうなのかな、とは思うんだけど面白いからいいいのかなと。

『リカってば!』 長谷川スズ

ジャンボからラブリーへの移籍第一弾。この漫画もすごく面白いんですが、いつ掲載されるのか不安定なのが玉に瑕。ラブリーに移籍して、もうちょっとだけでもいいので定期的に連載して欲しいなぁ。それにしても、漫画の内容は相変わらずのニヤリング誘発具合。塚田との初デートを前にしてあれこれと準備に奔走する安曇ちゃんの可愛さがもうなんちゅーかたまらんのです。この漫画のラブコメ具合はやはり素晴らしいですね。

『たたかえ!WACちゃん』 花津ハナヨ

まんがタイムラブリー誌面にはあまりにも不釣り合いな自衛隊漫画。しかし、その内容は男に囲まれてもてたいからという不純な動機で入隊するヒロインをメインにしたコメディであり、ライトな感覚で楽しめるのはいいですね。まだ連載2回目ですが、面白くなっていきそうなので今後に期待したい漫画です。

『ペンとチョコレート』 ねむようこ

最近よくある漫画家漫画。とは言っても、漫画家のお仕事の実態を描くというよりは、漫画家と編集の恋愛模様を描くという意味で異色ではありますね。それがリアルなのかどうかと聞かれたら分からないのですが、物語として面白いので、漫画家が漫画家の仕事を描くというノンフィクションと漫画家と編集の恋というフィクションの両面で楽しめていけるのかなと。こちらも単行本化はまだなので、今後共に楽しみにしていきたいところです。
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Key半島でAirの舞台探訪

2009/04/13 00:31
春の18きっぷ期間を使って今回もいろいろな場所に出かけたのですが、3月最後の土日を使って紀勢線の乗り鉄をしてきました。で、せっかく紀伊半島を堪能するんだからと、未だ行くことが出来ていなかったテレビ版Airの舞台である和歌山県美浜町にも行ってきましたよ。テレビ版CLANNADが終わったばかりというこの時期に、あえてKey半島でAirの舞台探訪するぜ!

 

 

 

 

場所は和歌山県美浜町。JRきのくに線御坊駅から紀州鉄道に乗り換え終点の西御坊駅まで行くと、そこがAir舞台背景の地です。西御坊駅から先に続く廃線跡をたどっていくのも楽しいですね。自分の家から日帰りで行こうと思うと中途半端に遠くて、なかなか行く機会が無かったのですが、ようやく舞台背景の地に立つことが出来て感無量ですよ。

AIR-TV-舞台探訪しおり<美浜町編>ver0.1

 

ちなみに今回は1泊2日の乗り鉄の旅。南紀白浜に一泊して時間的に余裕を持ちつつの日程です。白浜ではレンタサイクルを借りて回ってましたが、三段壁やら千畳敷やらの海辺の奇岩景勝地は見応えがありますね。あと砂浜が白浜の名の通り真っ白だったのは驚きでした。

 

 

あと、名物のくえ鍋を食べてきました。正直、白浜に来るまでくえって知らなかったのですが、こちらの方では有名のようで、観光の目玉にしている部分もあるようです。名物に旨いモノなしとはよく言いますが、これは正直ものすごく旨かった。美味!

ゼラチン質たっぷりのぷるんぷるんで、かなり堪能させて貰いました。3月までがシーズンのようで、ギリギリの時期に食べられてラッキーだったかも。

 

3月末の時点では桜はまだまだでしたね。桜の名所100選の紀三井寺に行ってきたのですがちらほらと咲いていたものの、三部咲きといった感じでした。満開になれば綺麗なんでしょうけどねぇ。


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校庭のど真ん中に咲く桜、越前市立味真野小学校

2009/04/12 00:01
校庭のど真ん中に咲く桜、越前市立味真野小学校

桜が似合う場所を3つ上げろと言われたなら、こう答えます。お城、川沿いの堤防、そして学校。卒業式や入学式を彩る存在として校庭に咲く桜はやはり欠かせません。桜舞い散る中を新たな気持ちで迎えてくれる桜の存在はやはり大きいモノだと思います。

そして、今日紹介する福井県越前市にあるこの味真野小学校には樹齢100年以上になるエドヒガン桜があり有名なのですが、特筆すべきなのはその桜が校庭のど真ん中に咲いているという事なのです。普通、校庭の端っこの方だったり、校門から続く並木だったりする場合が多いのでしょうが、この小学校の桜は校庭のど真ん中に咲いているのですよ。そして児童達は体育の時間や、放課後などはこの桜の木の周りを駆け回るのです。何と絵になる光景でしょうか。

以前からこの桜の存在は知っていたのですが、なかなかタイミングが合わずに桜の咲く時期に行けなかったのですが、今回ようやく行くことが出来ました。


 

いやぁ、この桜の存在感は素晴らしい。どんな有名な桜の名所にも負けるとも劣らない存在感ですよ。かなり散り始めていたのですが、校庭を埋め尽くす白い花びらと、風に吹かれて舞い踊る桜の花びらは感嘆の一言。いやぁ、綺麗だった。

ちなみに、今日はこの小学校の桜を見るのが第一の目的だったのですが、ついでに福井県の桜の名所巡りもしてきました。


桜の名所100選の丸岡城。現存する天守閣で最古といわれるこのお城。別名、霞ヶ城とも呼ばれ、その名の通り、桜の咲く頃は、花の霞に浮かぶお城のようでもあります。やはりお城に桜というのは似合いすぎますよ。これぞ日本、というのが二つ揃って相乗効果をもたらしている感じですね。

 

福井市にある桜の名所100選、足羽山公園。市街地から程近くにあるこの場所は、この時期になると山一体が桜の色に染まる感じです。見渡す限りの桜……という訳ではないんですが、山の中を歩き回っていると常にどこかで桜が咲いている感じで、何とも楽しいです。そしてもう一つのお楽しみが山の各所にあるお茶屋さん。名物の木の芽田楽や花見だんごを片手に、桜の下の桟敷席でまったりするのが何とも心地よいです。

足羽山の桜もかなり散り始めており、風が吹く度に桜の花びらが舞い落ちてましたが、田楽やだんごの皿に花びらが降り積もっていくのが何とも情緒深かったですよ。

しかし、今日は汗ばむくらいの陽気でしたが、ロードスターをオープンにして走っていると最高に気持ちよかった。桜並木の下を走っていて停車した時に、桜の花びらが車内に舞い落ちて来るのもオープンカーならではの楽しみです。

そして、花見の旅を満喫した最後の締めは越前海岸の夕日ドライブ。


 

夕暮れ時に走る越前海岸はホントに素晴らしい。河野海岸道路がいつの間にか無料開放されていたので初めて走ったのですが、この区間の夕焼けの光景は格別なモノがありますね。沈みゆく夕陽を眺めながら潮風を浴びつつのオープン走行なんて、もうどんだけ気持ちよすぎるんだと。

高速が1000円になって遠出しやすくなったのもあり今日は出かけたのですが、何とも満足のいく一日でしたよ。
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本気になったら終わる恋、YA新連載『うそつきパラドクス』が面白い!

2009/04/10 00:33

今週のヤングアニマルで連載が始まった『うそつきパラドクス』読みましたか。いやぁ、こいつは素晴らしかった。ヤングアニマルあいらんどに掲載されていた『時間外手当』の続き物なのですが、この漫画、めちゃくちゃ好きだったんですよ。

きづきあきら+サトウナンキの『時間外手当』が面白かった件

よく他人からは「ラブコメ好き」として認識されることの多い自分ですが、実際にニヤリングしながら部屋中悶取りうつくらいに転げ回るような王道ラブコメは大好きです。でもそれとは真逆に位置するような、寝取り、寝取られ漫画も実は大好きなんですよ。

他人の彼女を奪ってしまう、自分の彼女が奪われてしまう。それままさに倫理的には許されていない部分ではあるのですが、それを乗り越えた先にあるのは禁断の果実であり、背徳感を超越した先にあるモノは得も言われぬ興奮なのです。許されていないからこそ求めてしまい、それを手にしたときほど、尋常ではない昂揚を得るわけです。

そしてこの『時間外手当』にしろ、新連載の『うそつきパラドクス』にしろ、まさにそんな寝取り寝取られの極意が詰め込まれているのですよね。彼氏がいる彼女を落とす事が、これほどまでも興奮を催すことであったとは!

そしてもう一つ重要なのが、この漫画には寸止めの極意も詰め込まれているという事。

ヤングアニマル系の雑誌は寸止めエロコメの宝庫とも言えるのですが、この漫画に限って言えば、寸止め自体がネタとしてだったり、引き延ばしのためだけに存在しているのではなく、焦らしの極意を追求せんが為に寸止めに走っている感もあります。あとほんの一押しあれば大きく関係が動いていくという所まで来ているのに、その一歩がどうしても踏み込めない。欲望に負けそうになりながらも、あと一歩の所で理性に負けてしまうこの焦れったさと来たら、何というかもうたまりません!

その一歩踏み込んだ先に得も言われぬような背徳感溢れる密の国があると分かっているのに、そこにたどり着けないもどかしさ。でも焦らされれば焦らされるほどに、一線を越えたときの興奮はとんでもないモノになると分かるからこそ期待して待ってしまうお預け感。ああ、この二律背反にモヤモヤしながらいること自体がある意味快感でもあるというこの矛盾。

ヤングアニマルにまた一つ楽しみに読める漫画が増えましたよ。これは今後の展開が激しく楽しみですね。
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『咲-Saki-』アニメ放映開始、舞台探訪者のことも楽しませてください!

2009/04/07 23:59
「咲-Saki-」アニメスペシャルサイト

咲のアニメが始まりましたね。早速見ましたが、何というかもう、コテコテの美少女萌えアニメで麻雀やってみましたって感じでした。CV釘宮でタコス娘の語尾が「だじぇ〜」ですし、おっぱいたゆんたゆんのぱっつんぱつん太股ですし、それが常時頬染め状態で上気している感じですし、その上百合ん百合んと来たもんだ。いや、百合っぽい雰囲気にはまだなってませんが、そのうちなりますし。何というかこれ以上ないくらいに『咲』という感じでした。

古今東西、美少女に麻雀といえば、脱衣麻雀かスーパーリアル麻雀、イカサマ麻雀かスーチーパイってな連想に行き着くのが世のオタの常なのですが、この『咲』という物語ではそもそも脱衣以前に「ぱんつはいてない」のだから脱がしようがありません。ぱんつじゃないからズボンだもんで嫌になるくらいぱんつを描きまくったGONZOさんの反動なのか、アニメでも見事な「ぱんつはいてない」っぷりを見つけておりました。

また、イカサマ麻雀の系譜を受け継いでなのか、ヒロインの特技がリンシャンカイホウという時点で、まさに強運だけを武器に突き進むというハッタリ加減が炸裂。少年漫画の主人公が持つ超必殺技と同レベルで繰り出されるリンシャンカイホウは、麻雀のルールが分かってなくても、何となくスゴイという印象を与えるに充分。

美少女萌えてんこ盛りでありながらの本格麻雀モノ……かと思せといて、豪運頼みの勢いとハッタリの効きまくった打ち筋で圧倒してくれるあたりは、見る者を楽しませる娯楽性充分です。

そこに高校の部活モノとしての内容や、戦い抜く中で仲を深め合う女の子同士という百合要素まで散りばめられており、何とも萌えの供給過多。だがそれがいい!

アニメの方も始まったばかりですが、原作通りの内容で新鮮な驚きは少なかったものの、さすがストパンを作ったGONZOさん、湯気さんの効果的な使い方を心得ていると唸らされるばかりの風呂シーン等、見所も充実でした。今後とも楽しみに見ていきたい所ですね。

と長々とアニメの感想を書いたところで今回の本題。

美少女と麻雀だけではない『咲-saki-』の魅力、それは舞台探訪

先日、この『咲』の舞台が長野県内にあるということで探訪してきたのですが、まだ回りきれなかった部分もあったので、アニメの始まるこの時期に行けなかった所を補完してきました。


飯田市編

 

4巻表紙絵。風越女子のキャプテンが表紙を飾っていますが、この背景にある山は長野県飯田市にある風越山という実在の山です。そして、女子校ではないものの風越高校という学校も実際にあって、高校からの通学路等が舞台背景として使われています。その辺りの舞台背景はたぶん6巻に出てくると思うので、6巻が発売された時にでも語るとします。

ちなみにこの表紙絵の場所は、当初目星をつけていた場所とは違っていて、探し出すのに1時間以上歩き回ってました。なので見つけだせたときの喜びはひとしおでしたけどね。


JR飯田線 七久保駅

 

2巻122ページ。『咲』の舞台が長野県内にあると一番最初に言及されたのは、この七久保駅の舞台背景が初めてじゃないでしょうか。そこから芋蔓式に長野県内各所の舞台が見つかっていったようにも思えます。

おねてぃで有名になった海ノ口駅のように、ここにも駅ノートがあって書き込みにあふれてないかと期待していったのですが、駅ノートは置いてなく残念。でも、そのうちこの駅を訪れる探訪者達が増えていけば、そういったコミュニケーションツールも出てくるかもしれませんが。

 

4巻裏表紙絵。こちらも同じく七久保駅。晴れていればこの沿線から望む中央アルプスの眺めが素晴らしいようなんですが、今回はあいにくの雨模様で残念でした。いかにもなローカル線の無人駅といった趣で、味わい深い駅でしたよ。

 

2巻114ページ。県予選会場の外観として描かれてますが、これは七久保駅から少しだけ歩いたところにある建物です。


茅野市、原村編

 

4巻カラー絵。左手の赤い屋根の建物が無くなっているのでぱっと見、気づきにくいのですが、見比べてみると確かにこの場所が舞台背景の元です。奥にあるのは芹ヶ沢温泉のスタンドですね。

 

4巻カラー目次絵。諏訪郡原村にある弓振川の橋。和の姓も「原村」であり、この舞台背景のある地も原村。たぶん、和の名前はこの地名に由来しているんじゃないですかね。のどかなな原村に住む原村和さんといった感じで。実際にこの辺りは八ヶ岳山麓に位置し、高原の風も吹く農村といった趣で、何とも長閑なところではあります。

 

4巻29ページ、第26局扉絵。ここは先の橋から少しだけ上流に行った場所にあります。火の見櫓があるのが何とも田舎らしい光景。

 

4巻69ページ、第28局扉絵。そして同じ場所を反対側から見た構図。川にかかる橋が木製というのも、これまた田舎らしさを猛烈に演出。っていうか、この辺りってランドマークになるようなものが全く何もないのですが、この場所をあえて舞台にしようとした作者の意図は是非聞いてみたいところですね。


横谷峡

 

2巻3ページカラー絵。1巻ラストで合宿編に突入かと期待させておいて、強烈なまでのスルーをかましてくれたあの合宿の舞台です。合宿編での組んずほぐれつ百合ん百合んな展開を期待していたのに、まさかの全スルーには面食らいましたが。

で、その合宿の舞台となったのが茅野市にある横谷峡です。日本で2番目の最高所を走る国道299号線、メルヘン街道沿いに位置している渓谷です。そして、この乙女滝はその中の一つ。冬から春の季節の変わり目だからなのか、水量が圧倒的に少ない気もしますが。厳冬期になると全面結氷する滝だからなのでしょうね。

 

2巻4ページカラー絵。ここは乙女滝から少し上流にのぼったところにある場所です。咲と和が浴衣を着ているということはこの付近の旅館にでも泊まっていたという設定なのでしょうね。実際この渓谷沿いに横谷温泉がありますし、舞台設定としてはここの温泉旅館に泊まって合宿をしていたのでしょう。


諏訪湖編

 

1巻143ページ。ツンデレキャラかと思われた和が、ツン5%デレ95%の割合で、早々に咲にデレ始めた記念すべき回。このエピソードの中に出てくる背景が諏訪湖です。ちなみにこの背景画像は左右反転してます。

 

1巻139ページ。同じく諏訪湖背景。しかし、この辺りはすべて立ち入り禁止となってるのに咲と和は平気で入り込んでいるという。


長野市編

 

5巻85ページ、第38局扉絵。前回も書きましたが、鶴賀学園は長野市にある設定のようで、モモが立ってる場所は長野市中心部にある権堂商店街からちょっと離れた所です。


これにて今回の舞台探訪は終了。しかし、漫画の方の『咲』では実在の背景を使った扉絵がよく描かれますし、見開きでババーンと実在の背景を使ってきたりするので、舞台探訪をしてる者の心を何ともくすぐってくれますし、探索意欲を掻き立ててもくれます。今後ともどんどん、いろいろな背景を描いて貰って楽しませて欲しいものです。


「咲-Saki-」舞台探訪−長野県内編−

今回の探訪でもこちらのサイトの情報にはかなり助けて貰いました。実際に現地に行ってみると、こんな場所の背景をよく探しあてたなという場所ばかりで、その舞台を見つけだす強い情熱には頭が下がりますよ。
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