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zoom RSS 俺妹最終巻を読み終わったけど、みなさんどうでした?

<<   作成日時 : 2013/06/11 22:40   >>

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『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』12巻 伏見つかさ 電撃コミックス

いやぁ、俺妹完結しましたね! これでネタバレ感想が読めるってなものですし、自分自身でも書けるってなものです。という事で、ネタバレ注意です。


みなさん、最終巻読まれてどんな感想を抱いたんでしょうか。自分自身が読み終わった後、それがものすごく気になって気になってしょうがなかったのです。自分が抱いた感想と、他の方の感想がどのくらい近くて、どのくらい離れているのか知りたかったのです。自分はこう感じたけど、みんなはどうだったの? 妹モノで、なおかつこれほどまでの人気作だから万人が納得するラストってのは難しいのも分かるのですが、これは間違いなく感想が分かれるだろうなと。そして自分が読んでる最中に感じた事と言えば「気持ち悪い」だったのです。

これまでそれなりに妹ものストーリーにも触れてきて問題なく楽しんでいた方なので、今回の京介と桐乃が恋人同士になる展開だって、全然問題ないはずなんですよ。だけど、この展開には気持ち悪さを感じてしまったのです。それは生理的嫌悪感……いや嫌悪するほどではないんですが、生理的抵抗感があったのかなぁと。自分の中に覚悟がなかったというか、心構えがなかったというか、桐乃と付き合う未来を考えていなかったから余計にそうだったのかもしれません。

ただ、その一方で京介と桐乃が付き合い始めてイチャコラしているシーンを眺めてはものすごくニヤニヤしている自分もいるんですよ。なんだよ、この気持ち。自分でもよく分かりません。つまり「気持ち悪い=つまらない」では決してなかったんですよね。フィクションとしてみれば間違いなく面白かったと思います。

そういう意味ではラストの展開もこれで良かったと思います。実妹エンドという茨の道に進んだのだから、てっきり最後は親父と対決して、それを乗り越えてトゥルーエンドを迎える的な結末を予想したんですよ。ただ、その展開って陰々滅々とした重い気持ちにさせるモノで、読み進める上ですごく抵抗感もあったのですが、実際には違ったじゃないですか。それにホッとしたし、嬉しかったし、あぁ、この作品がフィクションでエンタメなんだなと安心できたのです。

ラスボスには麻奈美を設定し、しかもその麻奈美との修羅場の最中だって、親父に二人の関係を話すと麻奈美が言い出せば、言わないでくれと京介が情けなく懇願する始末ですよ。実妹ルートという茨の道に進んで真っ向勝負するのかと思わせおいて、最終的にはものすごく日和っているんですよね。最後の最後には恋人関係を破棄して普通の兄妹に戻るという選択肢だって、ものすごく現実的で妥協したエンディングだと思います。でも、それで良かったなとも思えるのです。そもそも、この作品に求めているのは茨の道ではなかったし、読後感を考えると、ここが見事な落としどころであったなあと思えるのです。

もちろん、読む人によって千差万別な感想を抱かせる最終巻だったと思いますが、自分の感想としては気持ち悪くはあったけど面白い最終巻でありました。この作品の続きがもう読めないと思うとやはり寂しいですね。今はただ、この原作をどのようにアニメ化するのか、それを楽しみにして待ちたいところです。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
自分が読み終わった感想は「この程度か」です。

多分、多くの人はこの作品を「ラブコメ」としてとらえていたと思うんです。
そして作者は実妹愛というのは嫌いだったんだと思いました。
それこそ、純愛として実妹との愛を描いた作品など五万とあります。
ですが、その部分を「気持ち悪く」書いてしまったために、ヒロインである妹と一時的な関係にし、さらには誰とも結ばれないという「ラブコメ」が見たかった人たちからは、ただの「茶番劇」を見せられていた気持ちになったと推測しています。

自分としては、これはエンターテイメントとしてどうか、純愛としてどうか、ラブコメしてどうかなど、甚だ疑問に思った作品でした。
長文失礼しました。
通りすがり
2013/06/15 02:52
突然のコメント失礼します。自分としては、おおむね納得の結末でした。

『俺妹』は最初から、異なる価値観を対立させることでドラマを作ってきました。
桐乃のオタク趣味 vs「オタクなんて・・・」という世間の価値観。
本を出すことになった桐乃の「作り手としての理想」vs 出版社側の「業界の常識」、などなど。

そしてそのような、桐乃(たち)側の、数/力としてはマイノリティな「理想」を、京介が強者にむかって全力で叩き付け、説得(しようと)する、というパターンがカタルシスを生む、という構造でした。「マジョリティ」vs「マイノリティ」。

最終巻で用意されたラスボスは、「正論であるが故に、説得が不可能な世間」でした。ここで正しいのは、マジョリティである「世間の価値観」で、京介はいつものような「説得」ができません。そこでどうするか?
この構図を用意するために、実妹ルートの選択は必須だったのだと思います。

マイノリティ/弱者がいつも正しいとはかぎらない。でも、作家はあくまでも弱者の側に立つ。村上春樹がエルサレム賞受賞のさいスピーチした「壁と卵」を思い出させますが、伏見つかさは、あくまでこのような立場を貫いたのだと思います。

その意味で、『俺妹』のスタンスは、オタクに味方した第1巻から、近親相姦に(間違っていることは認めつつも)味方した最終巻まで、一貫してブレなかったのだと思います。ラストの京介のキスは、「間違っているとしても、自分は桐乃を諦めていない」という決意表明だと受け取りました。
長文失礼いたしました。
TOP5レコーズ
2013/06/15 20:28
完全なる桐乃EDというダメ押しコメントがあって笑った
s
2013/06/19 14:39
自分はこの気持ち悪さは唐突さゆえからかと思いました
基本的に恋人になるまでの仲ならそれなりに主人公側の感情に少しずつなり変化があってしかるべき
それが全くと言ってもいいほど(と感じたと書いておきます)無かったため
相手に好きだと言われて「あ、俺好きだったんだ」となられてもいきなり何言ってんだこいつ気持ちわりいな
としか思えなくなってしまった

まだ他のキャラの方がそういう気持ちのクッションに関しての描写はあった気がします。
あ、この気持ちとらドラでもあったなあ……
あれはこれと比べて遥かに段階置いていますけど
れい
2013/06/21 02:39

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