口コミで繋がる好評の輪、『とある飛空士への追憶』感想リンク集

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「とある飛空士への追憶」の好評が連鎖中

自分はフランさん缶さんの感想に触発されて買ったのですが、他人のオススメというのはこういう良作を発掘できるからたまりませんよね。口コミの威力こそが良作を盛り上げていく要素、ということで引き続きDAIさんの『とある飛空士への追憶』の絶賛をお楽しみ下さい。

普段ラノベを読む時ってカバーを付けっぱなしにしているので、最近になってようやく気付いたのですが、この表紙絵はかなり意味深いですよね。一度読み終わってから見ると特に。金色のきらめきの意味とか。「その者、白き衣を纏いて金色の空に舞い降りん」てな感じでしょうか……ってジブリかよ! まぁ、よく言われることですが、紅の豚やラピュタ的要素を激しく持ち合わせた作品ですしジブリっぽさを連想してしまうのはもはや宿命なので。

いろいろと他の人の感想を探してたら、結構集まったのでせっかくなのでリンク集代わりにどうぞ。

ガガガは新人賞を読んだきり敬遠していたけれど、これは考え直さざるを得なくなった。まあ、特別何がすごいというわけではないのだけれど、だからこそ、すごい。全くこれだから、ありきたりは、侮れない。王道とは作者によって、こうも変わってくるのか。と思う。

とある飛行士への追憶 - ラノベスーパーサブ


この作品の終章のまとめ方は、まさしく傑作。この締めがなければ、この作品の印象はもっと悲しく無常観に握りしめられたものだったでしょう。

徒然雑記:とある飛空士への追憶 - livedoor Blog(ブログ)


架空のお話ではありますが、歴史の1ページとしてひっそりと刻まれた”とある飛空士への追憶”。とても綺麗で読後に余韻がたなびく結末は特筆ものです。傑作ライトノベルとしてオススメです。

『とある飛空士への追憶』(犬村小六/ガガガ文庫) - 三軒茶屋 別館


胸が締め付けられるような淡い想いと、熱いドッグファイトにしびれる、至福な時間を味わえた作品でした。

彩彩のべる。: とある飛空士への追憶


なんと切なく、なんと温かくさせてくれる物語なんでしょう。それでいて、空の美しさと、ドッグファイトの緊張感も見せてくれるんだからたまりません。ああ、もう最高にすばらしかった!文句なしで大絶賛。

booklines.net - [犬村小六] とある飛空士への追憶


物語を盛り上げるだけ盛り上げ、そして、当たり前すぎるほど見事に綺麗な形で収束させたストーリーに感謝。久しぶりにドキドキ感とワクワク感を同時に味わわせてくれたすばらしい作品でした。

うかばれないもの | あなたを忘れない。『とある飛空士への追憶』


確かにスタジオジブリの作品のような丁寧な仕事をした,非常に完成された一冊だと思う.素晴らしかったです.

2008-02-25 - 十七段雑記


王道ボーイミーツガール。ラピュタと紅の豚を足して2で割ったような世界観。ガガガ文庫はノベライズ以外はくせ球と変化球しかないのかと思っていたら、ちゃんとしたストレートが投げられたのか! しかもこんな剛速球が!!

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い) (ガガガ文庫 い 2-4) - いつも月夜に本と酒


評判がいいようなので手を出してみたのだけど、確かにすごくいい出来だった。文章はきれいで読みやすいし、肝心の空中戦も迫力のある素晴らしい描写だったし、最後の結末はとてもいい場面で終わっていたし。

とある飛空士への追憶(ざ・せかんど・えふしーつー)


話としては、二人が徐々に惹かれあうにしても、劣等機でのドッグファイトにしても、よくあるイベントから外れない、安心して読める展開です。まあ、簡単に言葉にすると一行で済むような……。でも面白い。圧倒的にうまい。

とある飛空士への追憶 - 灰色未成年


こうしてみると、ホントに各地より絶賛の声ばかりが届いております。空戦シーンの面白さと、身分違いの恋の切なさという2点において支持されている部分がやはり強いようですね。

ラストシーンについてはあの切なさに美しさを感じる一方、二人が結ばれる結末を見たかったという意見もやはりありますね。自分も正直なところ、読み進めている時はそういったハッピーエンドを期待していた部分はありました。最後にシャルルがファナの奪還劇を繰り広げて、無事サンタ・クルスに救出したファナと共に二人で飛び立っていくというハッピーエンド。向かう先はどこだっていい。南の無人島目指してもいいし、誰もが到達したことのない大瀑布の一番先を目指して世界の果てまで飛び続けるのもいい。もしくは故郷の地を目指し、再度大瀑布を越えて好敵手の待ち受ける海を越えていく展開にも心躍らされます。

ただ、そんな大団円に敢えて話を振らずに、あのラストシーンを描いたからこそ、この作品は傑作たりえたのではないのでしょうか。ハッピーエンドだったなら僕らの頬を緩ませ心を温めてくれる良作にはなったでしょう。ただ、あのラストダンスがあったからこそ読者の心に深く刻み込まれるモノを残してくれたことは疑いようのない事実だと思います。

桜は散るときが一番美しいと言いますが、初恋も成就した甘さよりも終わりを迎えた苦さや切なさの方がより一層人の心に響くモノだと思います。潔くも儚く散るからこその切ない美しさ。あのラストシーンにはこうした散り際の美学みたいなモノがあるようように思えてならないんですよね。

この記事へのコメント

ぱむ!
2008年03月09日 02:22
発売日に読みました。実はあらすじがそっくりな話を以前
読んでいたので、その辺りの興味もありました。
(「バード・ハート・ビート 舞姫天翔! 伊東京一、ファミ通文庫)
結ばれないという結末は同じなのですが、とある飛空士への追憶は
こちらと比べると、より大人の味わいというのが感想。
世界観の違いもあって、こちらはこちらで面白いと思います。
・・・続編が出ちゃってるのが微妙ですけどね。

ラノベ感想界隈では触れているところがなかったので書いてみました。
かみなり
2008年03月18日 13:16
はじめまして、いつもBLOGを拝見しています。
今回のエントリーを見て早速注文してみました。「とある飛空士への追憶」

もうなんというか甘酸っぱい!でもそれがたまらない!
エントリーでもかかれているように、確かに二人のハッピーエンドを夢想してしまいますけれど、大切な人との別れ、でもそれこそが人としての成長、そういうテーマが個人的にも大好きなので、読み終えると同時に「よくぞやってくれた」と心の中で拍手喝采してしまいました。

そして「意味深い」と指摘された「表紙」。間違いなく重要な要素になっていると思います。読み終えてなお、この表紙絵を見るたびにあのシーンを思い返し、胸が熱くなってくるわけですよね。
挿絵を挟まず、このシーンを表紙として選択されたのが、イラストレーターさんなのか編集者さんのアイデアなのか、そんなところも気になりますが、最高のセンスだと思います。

素敵な作品に巡り会えたことを、感謝いたします。
飛行士もどき
2010年02月07日 00:51
つい先日読み終わりました!

本当にいい話でした。

サンデーコミックスで漫画化されているので、
そちらも購入してみたいと思っています。(内容は変わらないらしいです。
また、映画化するならばそちらもぜひ見に行きたいと思います。

久しぶりにここまで深いいい話に出会うことができました。
二人がその後どうなったのか、そこをあえて伏せることで、
「読者の分だけ終わりがある」のですね。
本当におもしろかったです。

次回作にも期待したいです。

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