役者は揃い舞台は整った、クライマックスへと加速する『しゃにむにGO』28巻

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『しゃにむにGO』28巻 羅川真里茂 花とゆめコミックス

最近、オフ会なんかで話してて『しゃにむにGO』の話題があがることが結構多かったです。これほどまでに面白いのにネット上ではそれほど盛り上がってないのがもったいないだとか、今一番面白いスポーツ漫画はこれだとか、クライマックスに向かっての盛り上がり方が尋常じゃないだとか。最終的に『しゃにむにGO!』は間違いなく面白いという結論で落ち着くのですが、自分としてもそれには全く異論がありません。この漫画の面白さは飛び抜けてます。

この28巻ではインターハイのシングルス準決勝に出場する4人が出揃うのですが、この盛り上げ方がまた上手い上手い。ここまでの話の中でも常にされてきたのですが、このインターハイを最後にこの物語は完結するんだろうなという匂わせ方が上手いですし、そのように読者の気持ちを煽った上で、インターハイ決勝という最高の舞台までテンションを落とさせることなくズンズンと読者の期待感を上げさせ、高揚感を高めていかせるその展開はやはり素晴らしいです。

メインのキャラ達だけでなく、これまでに関わってきた全ての人達が一つの舞台へと集結してきて、舞台は整い役者は揃ったという趣で迎える今巻ラストでの気持ちの高ぶりは最高潮。最高潮と思いつつも、次の巻以降でもさらに気持ちを高揚させてくれそうな展開をさらに期待できるのも嬉しいところですし、その期待を決して裏切ってくれないだろうと確信できるのもすごいところです。

少女漫画でありながら少年漫画以上に熱いスポーツ漫画であり、白熱するテニスシーンの読み応えも充分。それに加えて少女漫画らしい登場人物達の心情変化やドラマの部分でも抜かりなく面白いから素晴らしい。次の29巻は6月発売ということで今から楽しみですね。

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この記事へのコメント

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2008年05月27日 09:28
おお!同志が!!
「しゃにむにGO」面白いですよね。
女性なのに試合中の選手の心情とか緻密に書き込まれていて、かつ迫力もあってグイグイ引き込まれていきます。
スポーツものでは「スラムダンク」並みに燃えると思います。某王子様と違ってとんでもテニスじゃないし(笑)
登場人物の背負うトラウマなんかも結構重いですよね。「赤ちゃんと僕」の頃から結構ハードなこと書く作家だなーと思っていましたが(「ニューヨークニューヨーク」とかも書いてるし、まだ少女漫画仕様なんでしょうけど)本作でもその実力が炸裂してますね。
合間合間の日常ネタも面白く、話が全体的に重くなりすぎないところもいいです。
私は池やんの彼女がお気に入りです。いいよなあ、女教師・・・・
2008年06月03日 11:34
しゃにGOの魅力は少女漫画にしておくにはもったいないほどのテニスシーンの熱さですよね。男の人にも自信をもって勧められるスポーツ漫画だと思いますよ。

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