祝!アニメ化、祝!阿良々木ハーレム完成、『偽物語』上巻

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『偽物語』上巻 西尾維新 講談社BOX

この物語は、ある主人公を巡るめくるめく酒池肉林なハーレムの記録である。高校入学時にはまったく無名だった主人公が、持ち前の人助け精神の中から次々とヒロイン達を落としていき、わずか数ヶ月で6人もの女子をはべらすハーレムを形成した奇跡を通じ、その原動力となった作者の妄想と趣味を、あますところなく小説化したものである(あながち間違ってない物語説明)

そんなわけで主にオレ内部で大好評、化物語シリーズ第4弾の『偽物語』上巻ですよ。前作『傷物語』において阿良々木くんと羽川の過去話が語られることにより、阿良々木ハーレムは一つの完成をみたと言っても過言ではありません。

これまで友人さえいなかった主人公が、羽川、忍、戦場ヶ原、八九寺、神原、千石と6人のヒロイン達と立て続けに出会っていくのは、もはや神の見えざる手による力なのか才能なのか。そうして出会ったヒロイン達を持ち前の人助け精神によってフラグ立ていき、怪異絡みの話による吊り橋効果によって続々と落としていくその手腕はエロゲー主人公スキルと言わざるを得ません。

今巻について言えば、そのエロゲ主人公スキルの一つであるヒロイン達とのエンカウント率の高さは群を抜いており、阿良々木くんが歩けばヒロイン達がやってくるがごとく、1日のうちに一体何人の女子と出会ってイベントCGを回収していけば気がすむのかという塩梅。

しかし、この物語の読者が求めているものは何かと言われれば、間違いなくヒロイン達との会話であり、その辺りを抜け目なく配置してくるのはさすがです。その代わり本筋の怪異絡みの話が全くもって刺身のツマになっている割り切りっぷりもさすがだと唸らされます。

どのヒロインとの会話もそれはそれは面白楽しく、今巻でもその楽しみは健在。各キャラの個性と主人公の個性とのぶつかり合いは激しく笑わせてくれますが、個人的な好みで言えば、はやり八九寺。失礼、噛みました。やはり八九寺です。ロリキャラ八九寺にニヤリングでローリングです。ローリング族です。ロリリスクロリリターンです。

テンプレート化された繰り返しギャグも、繰り返しギャグをどんどん進化させていくのも素晴らしく。年下に似つかわしくない頭の回転の良さも魅力ですし、ハーレムメンバーにあって阿良々木くんにべったりしすぎていない所も好感持てるんですよね。

あとはエロに対して真っ直ぐすぎる神原との会話も楽しいですし、なにかとおっぱい話に移行しがちな羽川との会話もまた楽し。獲物を見つけた女豹のごとく豹変し始めている千石も好感度アップしましたし、とうとう喋ってくれた忍との会話シーンにも心躍ります。そして正妻の座を死守すべく拉致監禁もなんのその、相変わらずの戦場ヶ原もやはり良いわけです。

そんなこんなで6人揃って阿良々木ハーレムの完成ですが、今巻で阿良々木シスターズ2人の登場で、阿良々木ハーレム2期メンバーとして2人が追加されそうな予感。下巻でシリーズラストになるようですが、下の妹の月火メインのお話のようで、今巻でもヤンデレの片鱗を見せておりましたし、彼女がどのようなハーレムメンバーとなるのか楽しみです。

もちろん他のキャラとのイチャイチャ、これも重要なのは間違いなし。アニメ放映直前に発売予定の下巻も今から激しく楽しみです。

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