2008年オレ内部ラノベベスト3

今日も今日とてベスト3記事書くよー、ということで今回はラノベです。アニメと並んでラノベも有名どころの一部しか読んでないので多くは語れないのですが、自分が読んだ中で強く印象に残った3作を上げてみたいと思います。


画像3位 『化物語』シリーズ 西尾維新 講談社BOX

来春にアニメの放映が開始されたらブレイクするのは間違いないと信じている『化物語』シリーズ。アニメの制作は『ぱにぽに』や『絶望先生』のシャフトですし、きっと原作ファンをも納得させてくれる良質アニメにしてくれるはず。そして、アニメから入った人達も交えて大いに盛り上がってくれることに期待したいのです。

挿絵が少なくてページ数も多く、何かと読み始めるのに抵抗が多いこの作品ですが、一度読み始めてその世界の魅力に浸れば、あとはもう早いモノ。自分も勢いよく一気に既刊4冊を読み切ってしまいました。この物語の魅力は何はなくてもヒロイン達との会話。エロゲーの日常パートを彷彿とさせるような、ギャグてんこ盛りの小気味よい会話の数々に腹を抱えながら笑い堪能できるのです。登場するヒロイン達も魅力的なキャラ揃いで、それでいて特徴的なキャラばかり。そんなヒロイン達と主人公がどんどんフラグを立てていき、ハーレム状態になっていくのもギャグ的要素も感じられて楽しいのです。

アニメ化放映前のブレイク前夜のこの時期にこそ読む作品、それが『化物語』シリーズなのです!

参考 萌えを超越した西尾維新の蕩れ蕩れ新境地、『化物語』上巻


画像2位 『とある飛空士への追憶』 犬村小六 ガガガ文庫

口コミによってその面白さが伝わっていき、盛り上がりが加速していく作品というのも多々ありますが、この作品もまさにそれでありました。自分もお勧めされてから読んだクチなのですが、その面白さになんとも震えさせられましたよ。

1巻完結の短編であり、ジブリ的な冒険譚にワクワクハラハラし、夏の青い空と白い雲、どこまでも続く青い海原で繰り広げられる空戦シーンに手に汗握ります。そして何より、主人公とヒロインの短くもギュッと詰まった恋物語が甘く、そして何とも切ないのです。安易なハッピーエンドでなく、トゥルーエンドと呼ぶべきそのラストシーンの美しさは言葉では語り尽くしがたく、苦い痛みが混じるからこそ心の奥底に深く残る物語になり得たのではないかと思います。

なんだか続編(?)として『とある飛空士への恋歌』が2月に発売されるようですが、追憶で綺麗に完結しているだけに、どのような話になるのか続報を待ちたい所ですね。

参考 この素晴らしきひと夏の恋と空戦の物語、『とある飛空士への追憶』


画像1位 “文学少女”シリーズ 野村美月 ファミ通文庫

『とある飛空士への追憶』とどちらにしようか迷いましたが、僅差でこの“文学少女”シリーズが2008年オレ内部ラノベナンバーワンです。そしてラノベというジャンルだけに限らず、アニメ、漫画、ゲーム、その他諸々を含めて2008年で一番印象強く残っている作品と言われれば、この作品を上げたいのです。漫画好きの自分ですが、2008年オレ内部ナンバーワン作品といわれれば、ラノベの“文学少女”シリーズを推したいのです! もう、それくらいに大好きなんですよ。

本編は今年完結しましたが、そのラストシーンも何とも幸福感につつまれた素晴らしいモノで、より一層この作品が好きになりました。読者にミスリードさせることが得意なこの作者ですから、何度となく予想を裏切られることがありましたけど、それさえもまた嬉しい誤算で、読み進める楽しみにもなっておりましたしね。

目をつむればまざまざと思い描くことの出来る文芸部の部室。心葉が書く三大噺を、ギャーギャー言いながらも愛おしく咀嚼しながら食べる遠子先輩という幸せな光景がホントに大好きでした。本編は完結しましたが、短編集だとかその他の展開が今後も待ちかまえているようで、まだまだこの世界に浸れる喜びをかみしめたいと思います。

参考 忘れません、この素晴らしき“文学少女”の物語を


そんな訳で、エロ漫画に始まりアニメ、ラノベと今年を振り返ってきましたが、やはりトリは漫画ランキング10ということで、個人的に思い出深い10作を上げたいところです。が、今からコミケ上京しますので、今年の更新はこれでラスト。ランキングは年明けにでもやりますので。それでは皆さん、良いお年を~。

この記事へのコメント

ソル
2009年01月31日 17:15
「とある飛行士への追憶」おすすめされていたので読みました。以前本屋で見かけて気にはなっていたのですが、スルーしていました。すごくいい作品でしたね。またおすすめの本があればおしえてくださいね。
2009年02月03日 01:17
自分もお勧めされて読んだクチなんで、是非是非この面白さを口コミで広げていって欲しいところ。とりあえず、次は『とある飛空士の恋歌』がどのような内容になっているのか、それだけが気になります。

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