大河の魅力発見伝、『とらドラ』2巻特装版

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『とらドラ』2巻特装版 絶叫/竹宮ゆゆこ 電撃コミックス

原作を読むとみのりんの事がたまらなく好きになり、アニメ版を見ると亜美のことがたまらなく気になり始め、そしてこの漫画版を読むと大河のことがたまらなく好きになります。なんという浮気性かと自分でも思うのですが、『とらドラ』という作品に出てくる女の子はみんなそれぞれの魅力をもっており、それぞれに可愛いのだからしょうがないじゃないですかっ! そしてそれぞれのキャラの魅力を、それぞれの作り手達がそれぞれの媒体において魅力的に描き出しているのだから、なんという幸せなメディアミックスなんだろうと!

漫画版で作画を担当しているのは絶叫さんですが、この方の描くとらドラキャラはホントに可愛く描かれております。それはもちろん作画面という部分で非常に大きなウェイトを占めております。特に大河。泣いたり笑ったり怒ったり、戸惑ったりはにかんだり照れてみたり。まさに百面相とでもいうべき表情の豊かさで、時にデフォルメチックに描かれながら、時にハッとさせられるような真剣な表情を見せてくれたり、作画を見ているだけでもう本当にやられてしまうのです。

涙目になっている大河が可愛い、笑っている大河が可愛い、赤面顔の大河が可愛い。特に口を波線状にさせて震えさせている描写がたまらなく好きで、たまらなく愛おしいのです。北村への告白のあとに迎える大河と竜児のやりとりにおいて見せてくれる大河の表情がもう最高に素晴らしいと思うのですよ。最後に見せるあの口元をほころばせる大河の笑顔と来たらどうですかっ! あの表情を見てニヤリングしないヤツはいないですって!

そして作画だけに限らず、とらドラの持つストーリーの魅力を余すところなく再現しているのもやはりこの漫画版の大きな魅力となっております。この漫画2巻で、原作の1巻分、アニメでの2話分を描いているのですが、じっくりと描いているだけあって細部に渡る描写にも抜かりはなく、大河と竜児の出会いから交流、変わりゆく関係、そして竜虎並び立つ関係に至るまでがものすごく気持ちよく描かれており、感情移入度も抜群です。

漫画版2巻では亜美登場までが描かれてますが、亜美の猫っかぶりも上手く描かれており、猫被っている亜美ちゃんも大層可愛いです。ってか、北村に泣きつく亜美ちゃんも、上目遣いでうるうるチワワ目で見つめる亜美ちゃんも可愛すぎ。大河も可愛いけど亜美ちゃんも可愛すぎて、なんという幸せな読後感。これはみのりんが可愛く描かれるのにも期待大ですよ。

じっくりと描かれる漫画版は刊行スピードが遅いのだけが気になりますが、ここまで来たらアニメが終わろうともじっくりと描いていって欲しいですね。


ちなみに今回は特装版を購入。ってか、通常版が1ヶ月後にしか発売されない状況では間違いなくこちらを購入するしかないだろうと。ただ、特装版のおまけとなっている小冊子は、様々な絵描き、漫画家、小説家が集まっており納得の出来になっているので、特装版を買った満足度は高いです。何気に喜多村英梨がカラーイラスト描いているのが面白かった。声優なのになんで絵が上手いんだよ、と。イラストで一番ツボだったのはぷよさんの描く赤面大河ですかね。赤面はいいものです。あと波打つ口描写も。

ちなみに、特装版で一番のお気に入りは田中ロミオの描くショートストーリー。読んですぐ分かる田中ロミオ節が炸裂していて面白かったですし、通常のとらドラとは違う世界観を醸し出していたのも何とも新鮮でした。何気に亜美の内面についても鋭く迫っていたのもさすがだなぁと。

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この記事へのコメント

るー
2009年01月27日 21:48
シャナのコミックス二巻を思い出した。
よくもまぁこんなに描いてもらえるもんだ
2009年02月03日 01:16
確かにこういうおまけって、どういうツテを辿って人を集めているのか謎ですよね。
田中ロミオがとらドラを書いているってのがものすごく意外で。

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