アニメから入ったオレがいきなり『ゆるゆり』7巻を買ってみた。問題なかった!

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『ゆるゆり』7巻 なもり 百合姫コミックス

いやぁ、『ゆるゆり』面白いですよね! 今期のアニメの中では群を抜いて面白くて、毎週楽しみに見ております。そのタイトルに恥じない徹底したゆるーい百合っぷり。女子中学生同士がキャッキャウフフしまくるだけの日常コメディ。そう、こういうのでいいんだよ、こういうので! 脳味噌とけた状態でヨダレたらしながらニヤリング&ローリングし続けられる素晴らしい百合アニメじゃないですか! 今週放映されていた4話「夏の大収穫祭」がそのタイトル通りにキャッキャウフフ祭りで、百合ネタが採れ採れで、最初から最後までオレのニヤリングが止まることはなし。要所要所に挟まれる千歳の百合妄想がまた素晴らしく、オレを無限のニヤリングループへと誘うのです。

そんな感じですっかりハマっている感もあるこの『ゆるゆり』ですが、そんな勢いに乗じて発売されたばかりの7巻を購入してきました。ええ、これまで1~6巻まで購入していなかったというのに、いきなり7巻を! しかし、アニメを見てある程度キャラクターを把握していれば、この7巻からいきなり入ったとしても、何の問題もなしに楽しめるのは嬉しいところ。基本ショートコメディなので、どこから入っても楽しめる嬉しい仕様になってるんですよね。

しかし、この巻の巻末を読んで知ったのですが、この7巻って連載されていた分の刊行ではなく、全編描き下ろしなんですって! アニメ化にあわせて5~7巻まで3ヶ月連続単行本発売という離れ業を繰り広げている最中だというのに、締めの7巻が全編描き下ろしって! いやいや、これは連載作家にあるまじき鬼業。これが生ける伝説、なもり先生なのか! なもり伝説にまた新たな1ページが!!

※このなもりは特別な訓練を受けています 全盛期のなもり伝説

最近、よく目にするようになってきたこの「なもり伝説」という言葉。しかし、驚くことにこれらが全くのネタではなく事実であるというのだからスゴイのです。描くスピードの速さは驚異的ですが、それでいて間違いなく面白いというのもスゴイし、ファンサービス精神旺盛なのも嬉しいところなのです。これはもう、7巻だけと言わずに1巻~6巻までまとめ買いせざるを得ない。実際に7巻のクオリティも高くニヤニヤ出来ましたし、他の巻だって読んでみたいと思わせてしまうパワーがあるのです。

あと『ゆるゆり』といえば、ゆる~いと言いつつもキャラ同士のカップリングも様々で、百合妄想を喚起させるネタ多数なのも素晴らしいところ。素直になれない意地っ張りを発揮させながら百合ん百合んしている京子×綾乃に向日葵×櫻子のカップリングから、友人同士でほのかな百合臭を発揮させているのがまた激しく妄想を喚起させてくれる京子×結衣に綾乃×千歳あたりのカップリングまで、様々な百合っぷるが最高に素晴らしい訳です。この7巻でも、おまけで描かれていた王道カップリングによるイチャコラは大層素晴らしかったですし、8話目のカップリングを入れ替えてのシチュエーションもそれはそれで堪能できました。

しかし、ここに来て忘れれがちだけど忘れてはならない存在がいるのです。主人公(?)であったはずなのに一人蚊帳の外の存在、\アッカリ~ン/ の存在を!

【ゆるゆり】 原作表紙から見るあかりの存在感

あかりと言えば、1巻表紙を最後にその後はことごとく空気キャラとして描かれ、完全にネタ扱いのキャラ。巻数を重ねるごとに作者からの待遇が酷くなっていきます。5巻表紙絵なんて、一見すると目立ってるようにも見えるのに、その実は帯を掛けるとあかりの存在が隠されてしまうという驚くべき仕様。容赦ないでこの作者!

 

い じ め か !

7巻でも、この容赦ないあかりの存在感のなさ。それはもう、作者によるあかりいじめの何物でもない! しかし、あかりはいじればいじるほど、いじめられればいじめられるほど、不幸になればなるほど、存在感が薄くなれば薄くなるほどに存在感が増して来るという矛盾した存在だったのです! もうね、次はどんな手で見切れてくるのかと期待している自分がいますし、今度はどんなひどい手で存在感を抹消してくるのかとワクテカしている自分がいるのです。そして、そんな読者の気持ちに応えるかのごとくあかりの存在感を消してくる作者はやはりスゴイですし、存在感を薄くすることによって存在感を強くする逆説的キャラを作り上げたのもまたさすがだなと。

ただね、そうは言いつつも7巻6話のあかり話はひどかった。みんなとプールに行く予定だったのに、例のごとくあかりだけが電車に乗り遅れて置いてけぼりを食らうというエピソード。そこから展開されるのは、次の電車を待つあかりが延々と独り言をしゃべり続けるという内容。


もうね、これが涙なしでは見ていられないというか、胸が締め付けられるというか、胸をかきむしりたくなるほどの可哀想さ。そんな不幸な状況下で無駄にあかりが笑顔を振りまいている現状がこれまた痛々しい。もう止めて、読者のライフはゼロよ!

ただ、この話を読んで気づかされますが、他のキャラからは空気扱いされるあかりだけど、対読者的には圧倒的存在感を放っているんですよ。何というか、こう、幸せになって欲しい感というか、幸せにしてあげたい感がものすごくわいてくるキャラなのです。一方で、存在感がなくて見切れてるシーンが出てきた時などは大歓喜してしまうというこの矛盾。そうか、これはいわゆる一つの好きな子に意地悪したくなる、あの感情な! 作者も読者も実のところ、みんなアッカリーンのことが大好きなのな!(←結論

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この記事へのコメント

ふきのそう
2011年08月07日 21:45
 自分もアニメから入って7巻の限定版
買いました。
ブログ主の7巻から読んでも何の問題なしに楽しめる
とのコメに激しく同意いたしました。

今、限定版についてきた、全国模試を作っている最中です。
なもり先生自らが採点して下さるようなので楽しみです。

ブログ楽しませていただきました。
ではでは~~~。

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