中学13年生(25)の初交際(はつきあい)はっじまるよー、『ひとりみ葉月さんと。』1巻

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『ひとりみ葉月さんと。』1巻 カザマアヤミ ガンガンコミックスJOKER

前作『はつきあい』の恋愛オムニバスストーリーでは珠玉のニヤリングラブコメを数多く生み出し、我々ラブコメ好きをニヤニヤしすぎによる顔面崩壊へと導いたカザマアヤミさん。そんな作者による『はつきあい』の新作が登場ですよ! オムニバスであった『はつきあい』のテイストを引き継いだストーリーもの、それがこの『ひとりみ葉月さんと。』なのです。

ヒロインは25才の独身女性、この年齢まで男性とのお付き合いはもちろんのこと、恋愛経験すらなし。家族と同居してるもののズボラさ全開で女子力のかけらすらも感じられない25才。しかし、普通であれば目も当てられないような状況であり、喪女と読んでもいいような状況だというのに、妙に好感を持てるというか共感できるのはそのズボラさ加減故なんでしょうか。家でごろごろしながら漫画読んだり、一人外食を堪能したり、CDの中身がケースと合ってない状況とか親にうるさくいわれてキレ気味になる状況とか、ズボラな独り身ものにとってあまりにも共感できる部分が多すぎるのです。

そんなヒロインの葉月さんはそんな独り身ライフを満喫し、恋愛ごとに対して他人事というか、達観しているというか、開き直っているのです。

 

恋愛するのは面倒くさい、恋愛するのは心がざわつくことが多くて、夜一人でベッドに潜り込んだ時にうわーってなるようなことも多くて恥ずかしい。恋愛ごとが絡むと誰しもが感じる心の平穏を保てなくなるような、そんな気持ち。葉月さんはそういった煩わしさよりも独り身である楽さを取っている部分があり、ある意味逃げてきた部分があるわけです。

しかし、妹の手によって強制的に用意された恋人の存在。出会いとか、付き合うまでとか、相思相愛になる過程なんかをすべてすっ飛ばして始まる、25才女性と17才男子の初めてのおつきあい。年下の男の子、幸丸くんが自分の事を好きだと言ってくれるから、妙に年上ぶった発言で自分を取り繕い、恋愛巧者っぷりを発揮しようとする葉月さんの空回り生活が始まるわけです。

ただ、用意された出会いではあるけど、幸丸くんの恋する気持ちにあてられて、次第に葉月さんの中にも恋心が芽生えていく過程に何とも胸ときめかされる訳であり、大人なのにやってることは中学生恋愛というこの二人の恋模様にたまらなくニヤニヤさせられるのですよ!

 

葉月さん、色を知る年齢か!といった趣で、初めて感じる恋愛ごとの甘さにふにゃふにゃし始める葉月さんの可愛いこと。恋愛ごとを面倒くさいと言っていた葉月さんが、その恋愛ごとに振り回されつつも恋愛ごとの甘さにフワフワしてしまうのです。25才という大人の女性が中学生女子のごとく初恋でフワフワしているというギャップ萌えがここに極まっているのです!

前作『はつきあい』でも社会人カップルのはつきあい話があって最高にニヤリングさせられたものですが、今回の葉月さんだって、負けず劣らずのニヤリング誘発力を備えているのです。恋を知る年齢となりアタフタわたわたと赤面している姿のなんと可愛いことか! なんと身悶えさせられる甘さだというのか!

いきなり付き合い始めることになった二人が、この1巻のラストでようやくお互いの気持ちを通じ合わせる事となるのですが、ここからが本当の意味でのはつきあいの始まりです。相思相愛である事を認め合った二人による赤面悶絶いちゃラブ展開が2巻以降も楽しめるとなると、胸が高鳴りますな!

この記事へのコメント

ホーク
2012年04月10日 02:25
はじめまして。僕もラブコメ漫画が大好きで
いつも、このサイトを見て買う漫画を決めてたりします。
しかも、なかなか良作のものばかり選んでくれているので
本当にいつも助かってます。ありがとうございます。
また、ちょくちょく拝見したいと思います。

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