夕乃さん?銀子?いえいえ一番可愛いのは切彦ちゃんです!『紅 kure-nai』9巻

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『紅 kure-nai』9巻 片山憲太郎/山本ヤマト ジャンプコミックス

アニメも見てないし、原作小説も読んでない自分ですが、このマンガ版だけはずっと読み続けております。いや、この漫画面白いんですよ! 異能バトル物として何とも中二心をくすぐられるというか、「表御三家」やら「裏十三家」やら「西四門家」やら「甲一種第二級戦鬼」やら中二病を発症させられそうなフレーズがてんこ盛りで、そりゃたまらんだろうと。戦闘の始めに名乗りを上げるのですが、それがまたいかにもな格好良さを醸し出しており、自分が中二であったならば誰もいない部屋の中で一人この名乗り口上を真似して悦に入ってたこと間違いなし!

この9巻では京都編の決着もつきますし見所たっぷりですよ。しかしですね、この漫画の面白さはそういった異能バトル要素と共に、キャラクターの魅力が圧倒的に強いという部分があるのです。主人公の真九郎が基本的に出てくる女の子の多くに好かれている状態であり、そんな女の子達とのやりとりに頬をニヤリングさせられる良さが詰まっているのです。そして、この9巻では、京都編が終わった次の話と、おまけの番外編にその良さが凝縮されているのです!


この漫画の中で一番好きなキャラと問われたなら、間違いなくこの夕乃さんだと答えよう! 弟みたいな存在の真九郎のことを溺愛しており、ヤキモチ妬きで嫉妬深い姉的存在。しかし、当の真九郎がラブコメ主人公的鈍感さを発揮しており、その想いが報われることなく常時空回り状態なのが何とも愛すべきお姉さんキャラなのです。そんな夕乃さんが、京都編では一人置いてけぼりをくらいその事を真九郎に問い詰めるのですが、もうこの展開だけでオレのニヤリングが止まりません。銀子への嫉妬心と対抗心バリバリなところが夕乃さんの夕乃さんたる所以! しかし、話がクリスマスの事に及ぶと一変して上機嫌になってしまうそのチョロさも含めてもう最高だろうと!

しかしですね、夕乃さん最高と言った舌の根の乾かぬうちに、その次のシーンにおける銀子最高と言わざるを得ない!


ラブコメにおける王道シチュエーションのお風呂場でバッタリをやってのけた銀子さんに完敗! 参った、これは参った! 眼鏡っ娘である銀子が眼鏡を外して真九郎が先に入っている浴槽に突入。まぁ、それは父に騙されたからなんですが、目の悪い銀子は真九郎が入っていることに途中まで気づかないわけです。そして、気づいた後に赤面して恥ずかしがるのが普通の反応なのに、そうはしないのが銀子らしいというか、それでいて速攻で風呂場から出て父に当たり散らす辺りを見ていると猛烈にオレの頬がにやけてくるのです!

しかし、夕乃さんにしろ銀子にしろ美味しい見せ場が用意されていたというのに、その後の番外編を読んでしまうと、それさえも前座であったのかと思えてきてしまうのです。つまりは、番外編の切彦ちゃんが素晴らしすぎたんですよ!


切彦ちゃんブヒィィィィィ!

ヤバイ、これはヤバイです。理性をなくして余裕で豚になれます。これはブヒらざるを得ない。こんなに可愛い切彦ちゃんを見せられてはもう! 切彦ちゃんとの擬似デート回ということで、これまたラブコメ的には王道なシチュエーションですが、そこから生み出されるのは切彦ちゃんの美少女チックな服装に身を包んだ赤面表情と、最後にキスのおねだりをしてくる切彦ちゃんなのです。普段が殺し屋稼業の冷酷少女だけに、そのギャップ感は半端なく、無表情少女が笑った時並のレアさを感じられるこの切彦ちゃんの赤面表情の数々。これを素晴らしいと言わずしてなんと言おうか! いやいや、最後にとんでもない隠し球が隠されておったでぇ。

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