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zoom RSS 報われないキャラとして高みに上り詰めたヤマケンに幸あれ!『となりの怪物くん』11巻

<<   作成日時 : 2013/01/14 21:56   >>

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『となりの怪物くん』11巻 ろびこ KCデザート

この漫画で一番好きなキャラはと問われたなら、間違いなく即答しよう、ヤマケンであると! そして、この11巻を読み終わった今、その思いは確信へと変わったのです。もうね、何と言うかね、報われない片想いキャラとしてのヤマケンさんはこの巻に至って遙かなる高みへ上り詰めたと言っても過言ではないのです!


一度玉砕しているというのに、ヤマケンさんは滅びぬ、何度だってよみがえるさとばかりに再アタックをかけるわけですよ。しかも、その方法と来たらどうですか。もうね、完全に雫に惚れている事を自分自身で認めて、それを隠すことなく、ストレートに雫に対してぶつかっていくわけです。あのツンデレ最高潮のヤマケンさんをここまでデレさせた雫の威力たるや。そして、そのヤマケンさんの不器用なデレっぷりがまた切ないのです。そうです、ヤマケンさんというキャラは報われないキャラなのです。報われない片想いキャラなのです。

ヤマケンさんが恋い焦がれる雫というキャラにはハルという圧倒的恋人の存在がおり、この物語においてハルと雫が結ばれない結末なんてどうあっても考えられないじゃないですか。そんな中登場したヤマケンさんは、出てきた当初より敗北が約束されていたのです。約束された敗北の片想い! 切ないっ、こんなに切ないことはない!

むしろ報われない片想いだけならまだしも、ヤマケンさんがこの二人に及ぼす影響というのは、まさに当て馬としてのそれであり、踏み台としてのそれなのです。つまりは、まだ完全に結ばれ切っていないハルと雫という二人を完全体のカップルへと昇華させるためのカンフル剤みたいな存在であり、物語においては非常に重要な役どころでありながら、当の本人としてはあまりにも不遇すぎるというポジションな訳です。だけどね、そうだからこそ、ヤマケンさんというキャラにこれほどまでに強く心惹かれるのです。報われなくて切ない思いをしているからこそ応援したくなるというアレです。判官贔屓に近いのかもしれないアレです。

しかし、恋に破れたとは言え、読者の心の中には間違いなく強く印象に残るキャラであったことは言うまでもないのです。これで完全にヤマケンさんの失恋が確定してしまったのは、ものすごく切なくて寂しいわけですが、いつかはやってくる時が遂に来てしまった事だけのこと。ヤマケンさんは滅びぬ、僕らの心の中で生き続けるさ!(注:死んでません

そんなヤマケンさん効果もあり、喧嘩別れしていたハルと雫も再度急接近。この二人の物語としても再度盛り上がりを見せていくわけですが、巻末予告ページを見るとどうにもクライマックスが近いようで! 確かにそんな雰囲気は感じ取っておりましたが、実際に終わってしまう事を知らされると何だか非常に寂しくも感じます。ただ、このまま完結するのがこの物語として最高のEDを迎えられそうな気もするので、このままの勢いでラストまで突っ走って欲しいところですね。

あと、ヤマケンさんがあまりにも輝きすぎていたので、少々印象が薄れてしまいましたが、この11巻は他にもう一人輝きを放っていたキャラがおります。ええ、夏目さん、その人です! いやいや、ヤマケンさんの次に好きなキャラですよ、夏目さんは。この巻では非常に見所も多く、相変わらずの空回りっぷりなんですが、そこが何とも愛おしくもあり。雫に「友達で良かった」と言われて泣く夏目さん見てると、感情移入して、うんうん、良かったねぇと温かい目で見ながら頷くことも出来ます。そして何より、ササヤンとの関係ですよ。


このどうしていいか分からない困った感じの赤面表情! これを素晴らしいと言わずして何を素晴らしいと言えば良いんですか! あれほどまでに自分を好きと言ってくる人間を寄せ付けてこなかった夏目さんが、ササヤンにだけは違う態度を取り始めているという、この恋の始まりの予感が何とも頬を緩ませてくれるじゃないですか!

雫とハルというメインの二人の恋の行方も気になるところですが、この二人は放っておいてもハッピーエンドになると思うんですよ。しかし、ササヤンと夏目さんの二人はどうなるか、現時点ではまだ分からないじゃないですか。どうこうならないかもしれないし、結ばれない可能性だって考えられるし、やはり最後にはハッピーエンドを迎える未来だって充分にあり得る訳です。この先が分からない二人だからこそ、今後の行方にも大注目ですよ。物語がクライマックスを迎える中、この二人のクライマックスにも注目したいのです!

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めもらんだむ
2013/01/19 10:35

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
>>約束された敗北の片想い! 切ないっ、

ヤマケンの捉え方が上手くて感心しました。
11巻はヤマケンのための巻でしたね(^^)

振られちゃうのは…分かっていましたが、「ごめんなさい」された時の表情を見ると、やっぱり可哀想だなぁと思わずにはいられませんでした。
Kao
2013/01/19 12:37
Kaoさん

元々ヤマケン好きだったのもあったので、11巻は完全にご褒美回でしたよね。切腹の美学じゃないですけど、振られることによってヤマケンというキャラが完成した感もあるので、寂しいですがしょうがないのかなぁとも思ってます。
DAI
2013/01/19 23:33
とな怪はもともとヤマケン目当てで読み出したものだったので、11巻はヤマケンファンにはたまらまい一冊ですね。正直言って雫とヤマケンが付き合ってほしっかったです。でもまあ・・・春と雫のほうがお似合いですよね。そうなったら、「となりの山口くん」的なものになるんですかね。 
はぴはぴ
2013/12/14 23:42

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