静まれ私のバルトリン腺液、迸れ俺のカウパー腺液!『君は淫らな僕の女王』

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『君は淫らな僕の女王』 岡本倫/横槍メンゴ ヤンジャンコミックス

オナニーする女の子ってすごく可愛いと思いませんか? オナニー行為そのものにはそれほどエロさを感じないのですが、そのシチュエーションにはものすごく強く反応してしまうのです。単なる性欲処理としてでなく、好きな人のことを想って一人切なげに自慰にふける女の子とか、もうそれだけでキュンキュンきてしまうし、グッと来るものがあるじゃないですか! しかし、そんなオナニーでも、岡本倫先生の手にかかれば、ほらこの通り。


ガッシュガッシュ。

っておい、なんだよ、この擬音! オナニーしてるのにこんな音出るのかよ! しかし、こうした飛ぶ抜けて突き抜けたセンスを見せつけられると身震いするというか、岡本倫先生の鬼才っぷりにゾクゾク来てしまうのです!

原作:岡本倫、作画:横槍メンゴ。この二人の異色コラボによって生み出された作品、それがこの『君は淫らな僕の女王』です。ちょうど1年前、読み切りで掲載されるや話題騒然となり、その評判の高さから連載化され、こうして単行本として世に解き放たれるまでとなったのです。

美人で清楚な優等生、高嶺の花であるヒロインがおまじないで自分の願いを叶えるのと引き替えに、1日1時間だけ自制心をなくしてしまうことから始まるストーリー。ただ、それだけで終わらないのは当然の事で、自制心をなくしたヒロインがどうなるかというと、好きな幼なじみの前で豹変してしまうのです。


そう、もちろんエロ方面に特化した変貌を! 清楚な佇まいは仮の姿。その実オナニー大好きの変態色情狂というこのヒロインがこの漫画の牽引役であるのは間違いなく、もう最初から最後まで暴走しまくりで、オナニーしまくり。ギャップ萌えなどという可愛い言葉では到底片付けられそうにもない、この表と裏の落差。ただ、その落差が大きければ大きいほどにこの漫画の面白さも増していくのであり、自制心をなくした状態での淫語オンパレードで繰り広げられるオナニーや寸止めセックスが最高にイカしておりイカれているのです。

そして、そんな突き抜けた原作の作画をこなすのが可愛くてエロい絵で定評のある横槍メンゴさんなのだから、さらにたまらないのですよ。まさかこの二人の組み合わせで来るのかという意表を突かれたのも、良い意味でこの漫画のスパイスになっていると思います。ただこの漫画を読んでみると、どれだけ可愛くエロい絵柄であろうとも、内容はまぎれもない岡本倫先生原作だと分かるのも、またスゴイと言うか何と言うか。


オナニー告白とか最高ですよね。恋するヒロインは切なくて、好きな人のことを想って一人エッチしちゃうの、とか最高じゃないですか。ただ、頭のイカれてるこの漫画においては、このシーンはそんな良いものでなく、実の父親に対してのオナニー告白だったりするのですが! とはいえ、そんなオナニー告白さえもアリにしてしまうその後のストーリー展開もさすがのもので、エロ馬鹿暴走一辺倒かと思いきや良いお話としてまとめてくる手腕もさすがのものかと。まぁ、とは言いつつも、その後の番外編ですぐに元通りの暴走っぷりを見せてくれるので安心ですがね。さぁ、パンツでもしゃぶるか!

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