今月の『capeta』、カペタの口から飛び出したF1発言に身震いが止まらない!


『capeta』 曽田正人 月刊少年マガジン3月号

ここ最近は毎月のようにこの漫画に背筋を震わされてきたのですが、さすがにF3チャンピオンが決定して少しは落ち着いた話が展開されるだろうと思っていたのに、また今月も、今月だってまた背筋を震わされるような内容を読まされるのだからたまりません! もう、この漫画は一体どこまで面白くなり続けるというのか。曽田先生の漫画は大好きなのですが、これまでの漫画家人生の中でも一番脂ののった状態なんじゃないかとさえ思えてくるのです。もうそれほどまでに、ネームの切れ味が半端ないのです。

先月号で感動のF3チャンピオンを獲得したカペタ。それを受けて今月号はチャンピオン獲得の記念祝賀会が舞台となっております。さすがにこの舞台で、サーキットを舞台としたエピソードのような盛り上がりや感動はないだろうと少し気を抜きながら見ていた部分もあったのですが、最後の最後に盛り上がりが待ち受けているのだから侮れません。

茂波が登壇してスピーチしたり、ナオミの母親が登場したりと、祝賀会らしい華やいだ雰囲気。それと同時に、カート時代からのカペタの軌跡を読者に思い起こさせる内容で、しみじみと深い感慨を味あわせてくれるのです。遂にここまで来たのかというね。そして最後に舞台に立ち、来場者に向け挨拶をするカペタ。スポンサーである大人達に向かってカペタの放つ言葉があまりにも熱く、身震いさせられるのです。



「あなたが信じたドライバー」が勝つ‥‥ということは
あなたの判断が‥‥あなたの一部が‥‥‥あなたの生き方が勝ったということです
僕に「やらせて」あなたが人生(たたかい)に勝った
支援(スポンサード)をもらった僕に出来ることは「あなたの代わりに勝ってくる」事だと思うんです


カペタという人間はもちろんサーキットでもっとも輝く人間ではありますが、車から降りてさえなお、こうして人を惹きつける魅力を放っているのです。こんな事を言われたら、いい年した大人だって、子供心に戻って熱狂してしまうしかないじゃないですか。こいつに賭けてみたと思わせる強いオーラを感じずにはいられないのです!



皆さんの「分身」として闘うからにはハンパなところでは手をうたない
乗ります
僕はF1に乗ろうと思います


カペタの口から「F1」の二文字が出てきた時のこの身震い!! ナオミ母やイカリ社長、カート時代のイサムやリョウなど懐かしい面々が登場していたのも、すべてカート時代からの軌跡を想起させるための伏線であり、あの子供だったカペタが遂にF1の世界に手が届くところまで来たというこの感動!

この男だったら、それさえも可能にしてくれるだろうと思わせる圧倒的な説得力と人を惹きつける魅力。男が男に惚れる、人間が人間に魅了されるとはまさにこのことであり、この発言の後に会場中が熱狂に包まれたのはものすごく頷けるし、読者である自分もまたその熱狂の中にいる一人であったのです。遂にここまで来たんだなと!

ナオミとの直接対決であるマカオGPを前にこんなに大盛り上がりしてしまって大丈夫なのかという気もしますが、きっとマカオGPではさらなる感動が待っているでしょうし、来月も身震いする準備をしながら待ちたいところです。

"今月の『capeta』、カペタの口から飛び出したF1発言に身震いが止まらない!" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント