この圧倒的、挿入的な寸止め感!『こみっく☆すたじお』4巻

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『こみっく☆すたじお』4巻 此ノ木よしる ヤンマガKC

始まりがあれば終わりがあるわけで、この『こみっく☆すたじお』も遂に完結です。表紙を見ても分かるとおりの結婚エンディング。個人的に結婚大団円で終わる漫画は傑作が多いと思っているのですが、それはこの漫画にも言えるのです。やはり、幸せなオーラに包まれて余韻を感じさせながらのEDは素晴らしいモノがありますよ。ラストに登場人物みんなが集結して、わいわいガヤガヤやっている雰囲気を見ているだけで頬が緩んでくるし、気持ちが温かくなってくるってなもの。これで完結ではありますが、ここで終わりではなくこのキャラ達にはこの続きもあるんだと思わせてくれる雰囲気はやはり良いですよね。

また、そんな素晴らしいEDを象徴するかのような相原といちこ先生のウェディングドレス姿が印象的なこの4巻の表紙絵ですが、そんな表紙絵とは裏腹なこのオビ文と来たらっ。一体誰だよ、こんなオビ文を考えたヤツは……って、はい、自分でした。いや、何の因果かご縁がありまして、今回のオビ文の考案をさせて頂いたのですよ。最終巻のオビ文を考えさせてもらえるという大役! ええ、この4巻を語る上で「挿入的」というフレーズは決して触れないわけにはいかないのです。

漫画家デビュー前の相原は、デビューするまでいちこ先生にいやらしい事をしないという誓いを立てるわけですが、それ即ち寸止め展開の予感でもあり、いちゃラブしながらも寸止めという生殺し状態。そしてその状態はこの4巻においてマックスになり、寸止め展開がクライマックスを迎えるのです。

この漫画の醍醐味といえば、それはもう相原といちこ先生によるいちゃラブ展開。ツンツンしながらエロ積極的ないちこ先生にアレコレされながら、へたれの相原がオロオロしつつもイチャイチャするというのが、この漫画における黄金パターンであり、我々が最もニヤニヤしてしまう部分であり、この漫画のキモなのです。しかし、そんないちゃラブ展開が寸止めされるフラストレーション!

ただ、ここで相原の言う「いやらしい事」というのが一体どこまでの事を言うのか次第で、寸止めの許容範囲も大きく変わってくる訳です。そう、「いやらしい事」の定義次第ではフラストレーションをためるどころか、リビドー全開で十二分に戦えるだけの戦力だって持ちうるのです!


ほい、来た、来ましたよ! 「いやらしい事」とは挿入的な事を言うのであり、即ち挿入しなければ万事オッケーという展開であり、究極の寸止め展開がここに成立するのです。なので、貸し切り露天風呂に一緒に入ろうが、裸で肌寄せ合おうが、裸で抱き合いながらイチャイチャしようが、おしりを股間に押しつけてぐりぐりモゾモゾさせて反応させようが、好きなところお触りし放題の許可が出ようが、向かい合ってだっこの状態でチュッチュとキスしまくろうが、駅弁スタイルでお湯をチャプチャプするほどに揺れ動こうが、すべてがセーフなのです!

 

そう、入ってなければセーフ! 挿入的な事はしてないからセーフなのです! しかしこの二人なら、そんな言い逃れをしながら、こすってるだけならセーフとか、先っぽだけならセーフとか、挿れても動かさなければセーフとか、最終的には外で出せばセーフとか、どんどん理性のタガが外れていって寸止めの基準値が下がっていきそうなのですが!

そんな、欲望に忠実な二人による温泉いちゃラブ回は至高のエピソードでしたが、そんな中でもやはりいちこ先生のエロ積極っぷりが何とも可愛いのです。へたれな相原との相性も抜群で、この二人の掛け合いが何ともニヤリングを誘発しますよ。しかも幼児体型でありながら成人という合法ロリ先生としての魅力もあってたまらんのです。

また、相原といちこ先生だけでなく、秋乃と桜塚先生のエピソードのニヤリング誘発力も高く、特にカバー裏の漫画は何とも楽しい感じ。脱童貞した相原の大人の表情と、処女のままの秋乃との対比がまた素晴らしいモノが。

そんなこんなで、最後まで非常に楽しませて頂きました。出来ればもっと読みたかったと思う反面、ラストはきっちりと締めながらいつもながらの楽しい雰囲気のままで終わってくれて非常に良かったです。次回作にも是非期待したいところですね。

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