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ラブコメ萌えによるニヤリング&ローリングで身悶え3回転半を記録するという
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ジャンプでラブコメが始まりすぎてて、月曜日が楽しい

2012/01/31 01:00

『恋染紅葉』 坂本次郎/ミウラタダヒロ

日曜の夜になると翌日からの仕事に憂鬱になるサザエさんシンドロームになりがちですが、ここ最近はむしろ月曜日が来るのが楽しみです。いやだって、最近のジャンプと来たらいい感じにラブコメづいており、ラブコメ大好きのDAIさんとしましてもホクホク顔なんです。そして、そこに来てダメ押しのごとく今週の読み切りですよ。いやいや、これは素晴らしいラブコメじゃないですか! 王道に青春で、ストレートにラブコメで、ベタベタに赤面で、ニヤリングにローリングですわ!

なんで、こんな真冬に秋が舞台の物語を展開させるのかと思いきや、タイトルにもあるとおり紅葉がキーポイントであり、赤面展開と紅葉の赤をかけたってなところでしょうか。お話は、女子と話すと赤面してしまうくらいにウブな主人公と、子役の時から全国的に知られている女優の少女とのボーイミーツガールもの。とはいっても、その出会い方はあまりにもベタで出会い頭にぶつかってしまう事から始まるラブコメ展開。

恋心が分からなくて演技の壁にぶつかっていたヒロインが、その壁を突破すべく主人公との恋人ごっこに乗り出し、擬似デートを敢行するという展開自体からしてあまりにも王道なのですが、こういうベタな展開こそラブコメにはがっちりはまるのですよ。互いにウブで恋愛経験値の低い二人ですから、擬似デートといいつつ赤面展開のオンパレードであり、それがもうたまらんのです。


恋人っぽいことをしようということで、互いに手を繋いではドキドキ赤面する姿のなんとくすぐったいこと。より恋人っぽくなろうと互いを下の名前で呼び合おうとする姿のなんとこっ恥ずかしいこと! 物語の展開としても起承転結しっかりしており、主人公とヒロインの出会いから擬似デート展開で二人の距離が近づいたと思ったら、主人公の自信のなさによりすれ違い距離が離れてしまう。しかし、離れた距離が二人の思いを確認させることとなり、最後はハッピーエンドでキスして終わるこの流れ。もうねっ、王道過ぎるんだけど、この王道さこそがラブコメには大事なんですって!

話の構成も、キャラクターの魅力も、作画の上手さも、どれをとってもピカイチであり、文句なし。コレは面白かった! 読み切りで終わってしまうには惜しい話ですが、それはそれとしてこの二人のコンビによる連載用のラブコメというのも読んでみたい気もします。




『べるぜバブ』 田村隆平 バブ141記憶喪失の侍女悪魔

先週の話でヒルダと邦枝さんが遂に遭遇してしまい、高まる修羅場への期待感を抱えつつの1週間でしたが、今週はのっけからヒートアップ。男鹿を挟んでヒルダと邦枝さんが泥棒猫などと罵りあいながら修羅場を繰り広げる展開に大歓喜ですわ。しかし、3ページほどで修羅場が終わってしまったので、もういっそのこと1話丸ごと修羅場でも全然良かったのに、とか。

それにしても、ヒルダの可愛さがとどまるところを知らないというか、青天井です。今回のラストで見せてくれた涙とか、ズキュンとくるのですが。むしろ、以前のヒルダを取り戻すことよりも、今この男鹿嫁バージョンのヒルダを失ってしまうことの方がこの漫画にとって大いなる損失であるというのに!




『ニセコイ』 古味直志 第11話カギアナ

そりゃ、プールで水泳と来れば、ラブコメ的には溺れて人工呼吸展開とかあって然るべきでしょう。そして、そういうベタな展開を外さずにいれてくるのはありがたいことなのです! 当然、人工呼吸しようとして寸前で気づいて寸止めになるお約束も最高なんです。

しかしまぁ、今回はそんなことよりも小野寺さんの着替えシーンですよ。この漫画にはあえてそうしたお色気シーンは必要ないんじゃないかとも思ってたのですが、あればあったで余裕でブヒっている自分がいるわけでして。白の無地の無難なブラは、それはそれで小野寺さんらしいっちゃらしいですが、せめてもっとこうぱんつにも描写力を注ぐべきなんじゃないですかね!
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BD版『gdgd妖精s』1巻の次回予告画像にぼかしが入ってるんですけど!

2012/01/29 17:56
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『gdgd妖精s』 第1巻 【BD】 [Blu-ray]

ニコ動で『gdgd妖精s』を見るのが毎週木曜日のお楽しみだったので、そんな楽しみがなくなってしまった最近は寂しさを感じていたのですが、そんな寂しさを埋めてくれるように待望のブルーレイ/DVDが発売されました! 秋アニメの大穴、低予算アニメの決定版、声優ラジオの音声にMMDでキャラクターをつけてみました感バリバリでありながら、それが味わいとなって大化けした作品。もちろんね、買いましたよ、ブルーレイを。

 

ブルーレイの高画質で見る三人のパンチラ映像もクッキリ! 持田房子の顔のシワからランジェリーの細部までクッキリ! ってか、あまりにも高画質すぎて、無駄に高画質すぎて、高画質の無駄使い感がものすごくあって、見てるだけで何だか笑えてくるのはこの作品ならではでしょうか。

そもそも、パッケージからして初音ミクパロディで笑いを誘うというか、恥ずかしげもなくパッケージ詐欺をやってのけるあたり、もう最高であると。ブルーレイ版だと特典CDなどおまけが豊富に付いてくるのですが、そのおまけの収録時間の方が本編よりも長いことになっているのもまたこの作品らしく素晴らしい。BD版とDVD版の価格差なんかもそうですが、何とも話題に事欠かないのは作品本体だけでなくそれにまつわるアレコレでも楽しませてくれる芸人根性満載でホントに大好きですよ。

ちなみに特典CDですが、本編が声優ラジオのノリそのまんまなのを逆手にとって、三人のキャラが実際にラジオをやってみた的なノリで繰り広げられるgdgdラジオとなっています。本編のコメンタリーが声優さんが素の状態でアレやコレやと突っ込みをいれつつ話しているのに対し、このgdgdラジオはピクピク、シルシル、コロコロの3人の状態でキャラ達が掛け合い、ラジオ番組のノリで喋っていて何ともおかしいです。時間が経つとキャラが喋ってるのか中の人が喋ってるのか境界線が曖昧になってくるgdgdっぷりも含めて最高に笑えて面白かったですよww(くさくさ)

あと笑ったと言えば、次回予告画像。パロディしすぎで限界に挑戦しすぎてる感バリバリだったのですが、BDに収録されているものが、ぼかしのかかった映像なんですよ!

 

ごらんの有様だよ!!!

普通、BDやDVDになると湯気が消えて乳首が見えてしまうなどの特典があるハズなのに、この作品と来たら逆に本放映時に見えていた物がBD版では見られなくなっているのだから、どうなってんだよと。もうネタに事欠かなさすぎです。

ただ特典CDなどを聞いてると、今のところどこかから怒られたわけではないらしいので安心ですが、まさにチキンレースのようなギリギリっぷりで突っ走ってる感もあるこの作品らしいなと。まぁ、今後も怒られない程度のギリギリなgdgd感を目指して欲しいところです。そういう意味では2巻のパッケージ画像も素晴らしいですよね!

gdgd妖精s 第2巻(Blu-ray Disc)
イーネット・フロンティア
2012-02-24


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今月のデザートの『となりの怪物くん』で新しい恋始まったな!

2012/01/28 11:12

『となりの怪物くん』 その35ササヤンくんと夏目さん ろびこ デザート2012年3月号

少女漫画というと単行本で買う派だったのですが、このデザートという雑誌だけは最近買うようになってしまいました。この『となりの怪物くん』を筆頭に『たいようのいえ』やら『ライアー×ライアー』やら個人的に大好きな漫画が多いってのもあり、単行本を待ちきれなくなってきた今日この頃なのです。そして今月号のデザートの『となりの怪物くん』ですよ。もうね、なんかね、こうね、感想を書かずにいられないなと! ってな訳で、単行本派の人は今すぐ回れ右するか、今すぐデザート買いに行くかの二者択一な!

雫とハルがつきあい始めるようになって、この漫画的にはある意味一つのピークを越えたわけですが、だからといって少女漫画にありがちな、つきあい始めてからのダラダラ展開が待っているかというとそんなこともなく、相も変わらず面白いこの漫画。それというのも、この漫画が青春群像劇だからなのです。画面狭しと人であふれかえっているのはこの漫画の特徴でもあるのですが、それでいて話が破綻せずワイワイ賑やかな雰囲気を盛り上げてくれるのを見てると嬉しくなってきます。そして、主役二人の恋模様も素晴らしいのですが、脇役陣の存在感も圧倒的であり、それぞれの恋模様もまた見所なのですよ。

そんな中、物語当初より登場しながら、物語の中心となることはなかったキャラことササヤンくん。彼がね、とうとう表舞台に立つ日が来たのです。夏目さんとの新たな恋が始まるかも知れない予感を抱かせてくれるのです!

 

わたしはササヤンくんとはいい友人だと思っています なので今さら好きになられたりしても困りますから!

バ、バッサリだー! せっかく、何か始まりそうな雰囲気を感じたというのに、それをいとも容易く切り捨ててしまうこの夏目さんと来たら。男関係で苦労してきた夏目さんならではの発言なのでしょうが、この発言には痛さも入り交じる感じなのです。でもまぁ、この痛さも夏目さんの夏目さんたる所以なんですけどね。

しかしこの自意識過剰たっぷりで予防線を張ってくる辺り、男としてはかなり厳しいというかぐさりと来るというか腹立たしいというか。そしてここから始まるササヤンくんと夏目さんのケンカと仲直り模様が最高に素晴らしく、物語は盛り上がっていくのです。


遂に、この日がやってきた! ササヤンくんの本心が聞けるこの日を!

物語当初から、ササヤンくんと夏目さんはカップルになるんじゃないかという予想は立ってたわけですよ。しかし、当のササヤンくんは自身の気持ちを表に出すことがないものだから、夏目さんの事を好きなのかそうでないのかすらも分からない始末。夏目さんは夏目さんでみっちゃんに片想いしてますし、この二人はやはりカップルになることはないのだろうかとも思えたのです。それ故に、ここに来てようやくササヤンくんの本心が明らかにされたのは、余計に嬉しい驚きがあるのです!

しかし、このササヤンくんの告白の中でも「多分」と言っているのが何とも思わせぶりであり、夏目さんの事を「アイツに似ている」と評しているのも今後の伏線バリバリです。夏目さん自身のササヤンくんに対する気持の問題ももちろんありますが、それと共にササヤンくんにもいろいろと含むところがありそうで、この二人の関係はまだ一波乱も二波乱もありそうで、今後ますます楽しみですね!
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お漏らしするアイドルでモレドル、あざといな! 『アイドルは××××なんてしませんッ!』

2012/01/27 00:24

『アイドルは××××なんてしませんッ!』 柚木涼太 ビッグガンガン Vol.02

柚木涼太の新連載は、売れないアイドル描く下ネタコメディ(コミックナタリー)

そんな餌にオレが釣られるかクマーとか言いつつ、あっさりとそんな餌に喜々として食らいつきに行くこのオレです。ええ、だって、アイドルがおしっこでお漏らしで赤面でアイドルでモレドルですよ。なんて安直な! なんて安易な! しかし、これは安泰だ!

今月のビッグガンガンからの新連載『アイドルは××××なんてしませんッ!』。ニート予備軍の主人公がひょんなことからアイドルのマネージャになるのだけど、その担当するアイドルというのが、自分のことを元マフィアだと言い張る邪気眼っぽい包帯少女と、緊張するとところ構わずすぐにお漏らししてしまう少女の二人という、何とも前途多難な感じ。極道アイドルで極ドルと、お漏らしアイドルでモレドルという、そんな二人のユニット。

まぁ、設定的にはアイドル育成のエロコメってな様相なのですが、この漫画が素晴らしいのはやはりお漏らしですよ。もうね、そこだけには食いつかずにはいられない!

 

お漏らしをするのに、大きく過程付けするなら三段階に分けられると思うのですが、それは即ち、お漏らしする前と、お漏らししてる最中と、お漏らしした後な訳です。それぞれに、それぞれの良さがあり、どの瞬間が最高に素晴らしいのかは甲乙付けがたいところですが、この漫画においては、このすべての段階が楽しめるのです。もはやお漏らしの三冠王です。

そして、お漏らしと言えば、赤面。この三段階においてそれぞれの赤面が楽しめるわけです。おしっこを我慢する羞恥の赤面、我慢しきれずに漏らしてしまった恍惚の赤面、衆人環視の中漏らしてしまった事による恥辱の赤面。想像するだけで、そのどれもが素晴らしいのは言わずもがなですが、この漫画はこの辺りをしっかり描いているのですよ。もうね、お漏らしにまつわる赤面顔祭りですわ。

しかも今回は一挙二話掲載だったのですが、1話目で思いっきりお漏らししたかと思えば、2話目ではお漏らし回避のためにペットボトルの中に放尿するという荒技まで披露。のっけから飛ばし過ぎな気もしますが、1話に1回はお漏らししてくれる良心設計で見てる方も安心(?)ですね! 今後もどしどしお漏らししていって欲しいものです。
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今のジャンプに足りないのはラブコメだ、そんな風に考えていた時期が俺にもありました

2012/01/24 00:31

『ニセコイ』 古味直志 第10話スイエイ

いやぁ、先週のキス未遂エピソードといい、今週の水着回といい、ここ最近の『ニセコイ』はすごく面白くなってきているじゃないですか! いや、正直なところ1話目があまりにもラブコメのテンプレ過ぎてどうにも判断に困ってしまう部分があったんですよね。ベタとテンプレは紙一重というのをすごく感じてしまったというか、作為的なベタを感じてしまって1話目の時点では乗り切れない部分があったのは確かなのです。

ただですね、ここ最近のこの漫画を見てるとものすごく自然体であり、息をするかのごとくラブコメしていてものすごく心地良いんですよ。もちろんやっていることはベタ展開なのですが、それが嫌みにならない程度に描かれており非常に好感をもてるのです。思わず上から目線で「ほぅ、いいじゃないか、こういうのでいいんだよ、こういうので」とかつぶやき出すほどには!

 

そして、今回は水着回と言うことで、思いっきりサービス回でありてこ入れ回でもあるのですが、そんな回でさえ、あざとい展開があるわけでもなく、オーソドックスにラブコメをやっているのを見てると余計に好ましく思えてくるのです。もちろん、転んだ拍子に水着を脱がしたりおっぱいを揉んじゃったりするあざとい展開も大好きですが、この漫画では、この作者なら、あえてそういう方向に話を振らなくてもキャラの可愛さだけで満足させられる物を描けると思いますしね。

実際、今回の話では扉絵の襟を持ち上げてる小野寺の可愛さレベルなんかは異常ですし、泳ぎを教えて貰っている最中のドギマギっぷりの可愛さもラブコメヒロインとして最高であります。対して桐崎のビキニ姿も最高であり、前回の桐崎さんのターンで見せてくれたラブコメっぷりも踏まえ、ダブルヒロイン体制が着実に構築されつつあり楽しみも増してきているのです。奇をてらった設定があるわけではないので、長期連載的には難しいのかもしれませんが、それでもジャンプラブコメ界を支える漫画になって欲しいなぁと。




『べるぜバブ』 田村隆平 バブ140記憶を取り戻すのダッ!!

もうね、何ですかこれ、ヒルダ可愛すぎでしょ! ヒルダってこんなに可愛い娘だったんですか! この漫画はそんなに熱心に読んでる方ではなかったのですが、たまに訪れるこのラブコメ的雰囲気はものすごく好きなのです。これまでだとその役割を担ってきたのは邦枝さんだったわけですが、ここに来てまさかのヒルダがラブコメ戦線に参戦してくる訳です。しかも記憶をなくして、男鹿の嫁であるという間違った記憶を鵜呑みにしたことから始まるドタバタラブコメ模様が最高にニヤリングを誘ってくれるのです。

先週の話を読んだ時点で猛烈にニヤリングしていたわけですが、今週はさらにその上を行く展開。そう、邦枝さんがこのややこしい状況に遂に参戦してくるわけで、事態は見事なまでの三角関係模様。もはや女の戦いレベル。そして今週はものすごく良いところで終わっているので、来週の展開が楽しみすぎて、早く来週が来いと!
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見た目は大人、中身は子供、その名も〜?『リコーダーとランドセル』3巻

2012/01/22 23:59
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『リコーダーとランドセル』3巻 東屋めめ バンブーコミックス

東屋めめ漫画はどれも好きで欠かさず買っているのですが、そんな中からこのリコランがアニメ化ですよ。きらら系以外の4コマ漫画ってアニメ化されにくい印象もあったので、正直なところ意外でもあり驚きでもあります。ただまぁ、ファンとしては嬉しい限りですね。そしてアニメの出来も良いのだからこれほどに嬉しいことはないと!

アニメ「リコーダーとランドセル ド♪」 - ニコニコチャンネル

『森田さんは無口』からの流れで5分アニメなのが惜しい。ってか、実質2分半アニメなのですが。でもまぁ、ニコ動でコメ付きで見てると楽しいですし、ネット上で全国一律さっくり手軽に見られるというのはありがたい限りなのです。1話で4コマネタ3、4本分くらいしかない印象ですが、お手軽に見る分には適量で、物足りなさから次回を楽しみに出来るのでいいんじゃないかと。そしてアニメも面白いこの作品ですが、もちろん原作だって面白いのですよ!

見た目は大人、中身は子供の小学5年生のあつし(身長180センチ)と、その姉にして高校2年生のあつみ(身長137センチ)のデコボコ姉弟によるコメディが本作『リコーダーとランドセル』の内容。この見た目と中身のギャップにより巻き起こる日常の中の騒動がこの漫画の面白さに繋がっています。基本、大きなひねりはなくて、根本は「見た目とのギャップ」に行き着くネタばかりなのですが、同じようなネタなのに、毎回新鮮に毎回楽しく読めるのです。東屋めめ作品の特徴でもあるのですが、いきなり途中から読み始めたとしても読みやすく楽しめて笑えるんですよね。まさに4コマ漫画としては理想的でしょう。それでいて、ずっと読んでる読者でも飽きが来ずさらりと読めながら、何度でも繰り返し楽しめる部分があるのだから素晴らしいなと。

そんな見た目とのギャップから巻き起こるネタとして個人的にも好きなのは、大人びたあつしの容姿に騙される女性陣の振り回されっぷりです。その大人びた容姿のために、小学生女児と一緒に下校しているだけで周囲の人間にロリコン変態の誘拐犯扱いにされ、毎度のごとく婦警さんのお世話になるのがこの漫画の王道パターンなのですが、それと共にもう一つの王道があります。それは、あつしのイケメン容姿に騙されてドギマギさせられている女の子達なのです。

 

まずはあつみのクラスメイトの沙夜。当初はあつしが小学5年生だとは知らずに、そのイケメンっぷりに騙されて惚れてしまうわけですが、やはり相手は小学生な訳で、どうにも話がかみ合わず沙夜の空回りだけが加速していく状況。しかし、そんな空回りが第三者的にはどうにも笑えてきてしまうのです。沙夜はその後、あつしが小学生である事を知るのですが、それでも好きである気持を捨てきれずに、今度は好きな人が小学生である葛藤にさいなまれていく訳です。この、どこまでいっても一人で空回っては不幸になる事を宿命づけられている沙夜というキャラは、見てる者の頬をニヤニヤさせてくれるのですよ!

 

そして、もう一人の犠牲者はあつしの担任の盛山先生。女子校育ちの温室育ち故に男の人が苦手で、それもあって小学校教師になったという経歴の持ち主なのですが、受け持ったクラスには全く小学生には見えないイケメンのあつしがいるものだから、さぁ大変。あつしの大人びた容姿に近づかれる度に赤面してはアタフタしている姿がまた最高にニヤリングを誘発するわけです。小学生相手にいい年した大人の教師が赤面させられている状況がまたたまらない!

沙夜にしろ、盛山先生にしろ、あつしとのツーショットは見た目的には何の問題もないというのに、あつしの中身が小学生という一点だけのために状況が空回りすれ違いおかしな方向へ転がっていくのです。そして、このシチューエーションこそがやはりこの漫画の面白さの秘訣なんですよね。それは姉のあつみに対しても言えることで、とにかくそのギャップが巻き起こすドタバタこそが最高に面白いこの漫画なのでした。
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いいか、推すなよ、絶対に推すなよ!『天然格闘少女ちひろちゃん』1巻

2012/01/21 23:08
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『天然格闘少女ちひろちゃん』1巻 森尾正博 ジェッツコミックス

こうしてブログで漫画の感想などをシコシコと書き綴っている弊サイトですが、漫画の感想を書く原動力ってなんでしょう。読んだ時の感動を残しておきたいと思って書き出す場合もありますし、誰かにその感動を伝えたい、そして多くの人とこの感動を共有したいという気持で書き始める場合も多いのです。そうです、誰かにオススメしたいという部分が感想を書く原動力となっている部分はあるのです。

しかしですね、今から感想を書く『天然格闘少女ちひろちゃん』に関してはオススメはしません。オススメできません。あくまで自己責任で、読んで嫌悪感を抱いても、1話だけ読んで放り投げたとしても、あくまで自己責任で! ただ、オススメしたい訳じゃないのですが、このマンガの事については書き残しておかねばならないと強く思うのです。100人中99人がこのマンガの事を嫌いだと言っても、オレはこの漫画の事が大好きだ!!

掲載誌はエロコメの総本山ことヤングアニマルあいらんど。えぇ、それだけでも分かるとおりこの漫画はエロコメです。作者は『カラット∞原石ガール』や『ビーチスターズ』などを連載していた森尾正博先生。スポーツ漫画の印象強いマンガ家さんがエロコメを描いていることに当初は違和感を覚えたものですが、ずっと読んでるとこの作者はこういう漫画こそ肌に合ってたんじゃないかとさえ思えてくるのです。圧倒的なまでの「煩悩込めて描きました」感がひしひしと伝わってくるのです!

お話は高校の女子プロレス部に所属するヒロインのちひろを中心に繰り広げられるドタバタとした日常な訳なんですが、まぁ、そんなことはいいんです。問題はこのマンガがエロコメであるということであり、舞台が女子プロレスだということなのです。そうです、そこから導き出される解は、組んず解れつのお色気バトル。いや、このマンガにおいてはバトル要素さえ無用のキャットファイト。毎回のように着ている物が全部むしり取られて最後には全裸で大股開きののちに決着が付くというオチはもはや定番。ローションプレイからトリモチプレイ、着ている水着が水につかると溶けてしまうというネタから、ネコじゃらし的なワサワサしたやつが体をくすぐるマシンの投入まで、もうこれでもかのエロの満漢全席!!

 

回せ回せ!! この漫画ならもっと素敵なことが起こるハズ!!

この観客達のオレら感と来たらね! 『デトロイト・メタル・シティ』の観客達もそうでしたが、面白い漫画は観客達に味がありすぎるのです。この漫画においては、オレらの気持をものすごく代弁しており、エロい展開をこれでもかと煽りまくるその魂のほとばしりに狂おしいほど同意してしまうのです。

 

す…すげぇ まるで小学生が考えたマシンをそのまま実体化したみたいなイスだ!!

もうね、アホかと、バカかと。しかし、それが最高なんや! この漫画を読んでると、子供の頃にエッチな少年漫画を読んで興奮していたのを否応なく思い出すのですよ。『やるっきゃ騎士』やら『Oh!透明人間』やら『いけない!ルナ先生』やら『ハートキャッチいずみちゃん』やら、まだセクハラという言葉の概念すらなかった時代、少年漫画誌に当たり前のように乳首が描かれていた時代、子供だった僕らがこれらの漫画を読んで大興奮していたあの時代を思い出させるのです。まさに小学生が考えつきそうな、女の子にえっちなイタズラをしたいという欲望を小学生レベルでストレートに表に出しまくるようなそんな漫画。

女性蔑視とまではいかないにしろ、女の子を性のおもちゃくらいに扱うこのノリはまさに昭和のエロコメの匂い! あまりにも幼稚でくだらないんだけど、幼き頃のほとばしる思いを呼び覚ましてくれる熱いパトスを感じずにはいられない! 今この時代にこんなエロにドストレートな漫画は逆に希少であり、それだけでも価値高いのです。是非とも、この漫画にはこのままのノリを維持して貰いたい。この漫画がこのノリのまま続く限り、オレは叫び続ける、この漫画が大好きだとっ!
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