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漫画の1巻を語るという点についてはマンガ1巻読破さんという素晴らしいサイトがあるので太刀打ち出来ない感じなのですが、それならばマンガ2巻について語ってみようという単純企画です。昔、たかすぃさんも同じような事をやってたように思いますが、気にしない! ってか、ただ単に1巻の感想を書きそびれていたマンガを2巻発売と同時に取り上げようというだけの企画なんですが。 『彼はトモダチ』1、2巻 吉岡李々子 KC別フレ 1巻を読んで引き込まれる部分はあったのですが、2巻になってなんかもう爆発したという感じがします。いや、もう、いろいろと。 1巻を読んだだけでは正統派の王道青春ラブストーリーといった趣で、4人の男女による四角関係が展開されていく感じでした。ヒロインのヒヨリが密かに想いを抱いている水野とその友人の佐々本、そして水野と佐々本の幼馴染みの琴音。この4人の様々な想いが交錯しつつ物語は進んでいきます。 ヒヨリが水野との仲を取り持って貰おうと友人の佐々本に協力を要請して、頻繁に話すようになっていくんだけど、そんな中で佐々本のことをどんどん知っていき気持ちが揺れ動いていき、そして最終的にこの二人がくっついてしまうというあたりは非常に王道。水野に向いていた気持ちがどんどんと佐々本に向いていく過程と、その気持ちの戸惑いや葛藤なんかはまさに少女漫画していて、非常に楽しめるところでした。 そんなこんなで、ヒヨリと佐々本が気持ちを通じ合わせたところで1巻が終わったのですが、この物語の真の始まりは2巻からなのです。中学生だった登場人物達が高校生となった2巻目。つきあい始めた二人の関係は変わらずだけど、そこから猛攻に転じるのは1巻では影が薄いながらも不気味な輝きを放っていた琴音なのです。そう、彼女は粘着体質のストーカー女だったのです! この琴音というキャラクター、水野と佐々本の共通の幼馴染みであり現在は水野と付き合っているものの、一時期、佐々本とも付き合っていたという過去があります。そして今になって佐々本の事が忘れられないと言い出して、ヒヨリと佐々本の関係に横やりを入れ始めるのです。 そしてこの横槍の入れ方が何ともストーカーチックな粘着っぷりを発揮してくれて、青春ラブストーリーだった本作を一転してドロドロ愛憎劇へと変貌させてくれたのです。佐々本に電話をしまくるのは日常茶飯事、ヒヨリに対しても心理的揺さぶりは抜かりなく、過去に佐々本と付き合っていたことを暴露しつつネチネチと揺さぶってきます。そう、ここでキーポイントとなってくるのは佐々本と琴音が昔付き合っていたという事実であり、その過去に付き合っていた時期にヒヨリの知らない二人の関係があったという事なのです。 「私、冬弥君と寝たの」 いや、冬弥君なんて人物はこのマンガには出てきませんが、まさにこんな感じなのです。ホワルバなのです。「ここがあの女のハウスね」とか言い出すのも時間の問題なのです!(それはない) 琴音の猛攻に押されっぱなしのヒヨリ。果たして3巻では修羅場劇が展開されるのか、粘着ストーカー攻撃が継続されるのか、目が離せない漫画です。 別フレ公式サイトの『彼はトモダチ』紹介
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