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zoom RSS ヤマノ温泉ヘススメ! 苗場山登山&赤湯温泉山口館 2日目

<<   作成日時 : 2016/08/26 22:59   >>

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1日目からの続きです。

登山者の朝は早い。普段は寝坊する事があっても山に来ると夜明け前から自然と目が覚めるのだから不思議なものです。朝4時半には目を覚まして朝風呂を堪能する事に。登山に来てるのに、温泉の露天風呂で朝風呂を堪能出来るなんて、何て贅沢なんでしょうかね。空を見上げると雲のすき間から青空も眺められて今日の天候回復に期待も高まるというものです。

今回この温泉に泊まっていた3組のうち、自分以外の2組は下山するのみのようで、今日山頂に向けて登山するのは自分だけ。他の2組が朝7時に朝食を取るのとは別に、自分は朝5時には朝食を頂き、諸々の準備を済ませて6時前には出発する事に。

しかし、朝風呂の時には晴れ間も見えた空も、出発するまさにその瞬間に雨がパラパラと降り出してくるという、なんとも幸先の悪い事に。しょうがないのでレインウェアを取り出し着替える。なんだかいきなり気が重くなってしまった。


宿を出発して川沿いに河原歩きをしてから、本格的な登山道へと突入。雨は歩き出して10分ほどでやんでしまい嬉しかったのですが、せっかく着たレインウェアをどうするのか判断に迷うところ。空を見上げるとまた降り出しそうな気もするし難しいところですね。ただ、やはりレインウェアを着てると暑いので思い切って脱いでしまうことに。

雨上がりで足元の状態も悪いので気をつけなきゃなぁと思っていたのにも関わらず、途中足を踏み外して崖下に落ちかけたりもしましたが、まぁ、何とかかんとか登っていきます。

 

しかし、雨上がりの登山道は朝の空気と相まって何とも静かで幻想的。ブナ林が続く道で、新緑の時期や紅葉の時期だとものすごく美しい光景になりそうですが、今は今でとても良い雰囲気です。

赤湯温泉から苗場山頂へは昌次新道と呼ばれる登山道を登っていくのですが、苗場山頂へのルートとしてはマイナーな方で人が少ないです。いや、少ないというか、頂上に着くまで誰一人とも遭遇しませんでした。これまでの登山経験でこれは初めてですね。仮にも百名山への登山なのにね。しかもお盆時期だし、結構な人混みとかも覚悟していたのですが、これは予想外でした。

人が少ない分、自分のペースでのんびり登っていけるのはいいのですが、やはり寂しいです。寂しいって言うか、熊が出そうで怖いです。途中で休憩してても、無意味に声を出してないと熊がひょっこり出てきそうですし。


朝、出発する時には雨に降られたけど、登るにつれ天候は回復してきて、青空も大きく見られるようになってきました。遠くを望むと、三国山脈が眺められて気分も高揚してきます。


九合目のシラビソ廊下まで登ってくると森林限界を突破し、視界は一気に開けます。登山をしてて嬉しい瞬間の一つ、それは森林限界を突破する瞬間ですよ。この視界が一気に開ける場所に出た瞬間の喜びは格別なものです。


そして、ここまで登ってきてようやく苗場山の頂上を近くに見ることが出来ました。山頂付近は台地になっており、山らしい鋭角的な山容になってないのが苗場山の特徴。よっぽどお隣の神楽ヶ峰の方が山らしい山って感じもします。

ただ、苗場山の最大にして最高の特徴はこの山頂台地であり、山頂付近になだらかに続く高層湿原なのです。天気もますます回復してきて、日差しは暑くなるばかり。そんな中、鎖場が続く最後の急登を登り切ると、目の前に一気に開けるのがこの苗場山の湿原なのです。


ひゃー、これは美しい! 誰もいないことをいいことに、思いっきり大きな歓声を上げてしまうほどに美しい光景。標高2000メートルを越える高所まで登ってきた先に、これだけの広大な湿原が広がっているという驚き。これはもう美しいという言葉しか出てこないです。


湿原の中には小さな湖沼がいくつも点在しており、これがまたこの苗場山の湿原を美しく彩っております。そして、そんな湿原の中の木道歩き。これはもう、登山してる中でも最高に楽しい瞬間ですよ。坂を登ってる瞬間は辛いばかりなのに、そんな辛い思いもすべて吹っ飛ばしてくれる達成感と爽快感。これがあるから山登りは止められない!

こんな美しい光景を独り占めしながら昼食をとりお腹も満たしたところで、あとは山頂まで緩やかに登って行くのみです。湿原の木道を緩やかに上っていくと山頂らしくない山頂があります。


標高2145メートル、苗場山。これで百名山14座目の登頂です!

山頂は木々に囲まれた場所にあり展望もきかずに、なんだか一番高い所なのに一番面白くない場所というちょっと変わった所ですね。よっぽどこれまで歩いてきた湿原の方が素晴らしい景色です。

山頂で一通り記念撮影を済ませたところで、あとは下山するばかり。下山は登りとは別のルート、祓川ルートで越後湯沢のかぐらスキー場方面へと下っていきます。このルートはかなり整備がされており、道が階段状になっていたり、木道が整備されていたりとかなり歩きやすい印象。登りでは全く人と出会わなかったのですが、さすがにこちらのルートは結構人がいましたね。


山頂から大きく下って神楽ヶ峰の鞍部で振り返ってみると、苗場山の姿が大きく見えます。こちらの方角から見る苗場山の山容は美しいですね。しかし、この時間帯までは山頂は晴れていたのですが、この2、30分後には山頂は白い雲で覆われて全く見えなくなってしまいました。山の天気は変わりやすいですね。しかし、自分の晴れ男っぷりに感謝するしかないというか、ほんの2、3時間だけの晴れ間に山頂と湿原を堪能出来た訳ですからね。

神楽ヶ峰への登り返しを越えると、あとはひたすら下っていくばかり。標高差700メートルほどの下りですかね。途中、上ノ芝、中ノ芝、下ノ芝と呼ばれる場所があったのですが、木道やベンチが整備されており本当に歩きやすい道になってました。そんな中をてろてろと下っていき、ようやくゴールの和田小屋に到着。お疲れ様でした。


和田小屋からは公共の交通機関がないので、事前に予約していたタクシーに乗って越後湯沢の駅まで行きます。タクシーの運転手の方が山登りもされている地元愛にあふれた方で、地元ならではの苗場山にまつわる面白い話をいろいろ聞かせてくれて楽しかったです。

そして、越後湯沢駅到着。登山の後といえば最後は温泉で締めるのが流儀であり、不可避です。越後湯沢駅には駅の構内に温泉があるので、そちらで汗を流していくことにします。


ぽんしゅ館 酒風呂湯の沢

越後湯沢といえばスキーと温泉というくらいに、一大温泉地なのですが、その温泉にお酒を入れてしまうという、何とも酒好きの新潟らしいというか何と言うか。温泉にお酒が入っていると言っても少量らしいので、なんとなくお酒っぽさを感じる程度。しかし、ここでしか体験し得ない温泉という点では非常に面白いですよね。

そんな温泉で汗を流して今日の山登りの疲れを癒やす訳です。この二日間、温泉と登山と湿原と、そして温泉。今回もまた素晴らしい山行でありました。

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