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コミティア84、その戦利品と感想

2008/05/08 23:34
今回のGWはコミティアに一般参加しておりました。思えばコミティアに初めて行ったのってちょうど去年のGWで、あれから1年経ったのかと思うとしみじみしてしまいます。目当ての本を買ったり、新しい本との出会いがあったり、欲しいと思った本が買えなかったりと、色々ありましたが、一通り買い終わった後の満足感はやはり強いですよね。コミティアはやっぱり楽しいなぁと毎回思うわけです。


『忍者アンソロジー』 ロケット燃料★21 秋★枝

今回のコミティアの最大の目的はこの本を手に入れることだったので、入手できて嬉しい限り。もうタイトルからして、その表紙絵からして、明らかに逸脱しちゃってる感がオレをワクテカさせて止みませんでしたが、実際の中身も充実していて大層面白うございました。秋★枝さんのいつもながらのほんのりラブ風味の入った話をニヤニヤしながら読みつつ、他のゲストの作品も良作揃いで読み応えたっぷり。硬軟取りそろえていて面白かったです。33MHzさん、ひらふみさん、トウゴさんの漫画は特に面白かったなぁ。





『魔法少女パラケル』 ENOKIX えのきづ

今回新しく手に取ったサークルの本の中ではこの本が一番面白かったです。見本誌コーナーでたまたま見かけて面白かったので購入した本なのですが、こういう新しい本との出会いがあるのがコミティアの楽しみの一つでもありますよね。

題名通りに魔法少女モノの4コマギャグ漫画。ヒロインの娘がヒロインらしからぬ言動で話を引っかき回すのが何とも楽しいです。お供のキャラが顔だけ人間だったり、ライバルとして登場したキャラが魔女っ娘からマゾっ娘になって挙げ句の果てに下僕になってヒロインのお姉さまラブに陥っていくという展開とか、話が進むにつれどんどんテンションが上がっていく面白さはかなりのものでした。これは続編を是非とも読んでみたいところですね。あと、今月のアライブにこの作者の読み切りが載ってるみたいなんで、これもチェックしておきたいところです。




『ゆうZONE』 かばやき しんどうあらし

4コマ漫画の『すもも★あんみつ』や『もののふことはじめ』などを連載中の神堂あらしさんによる同人誌。幼馴染みの女装少年と主人公(男)との倒錯ラブコメ。女装姿が美少女にしか見えなくて、それを知って尚男同士でラブコメするという個人的ツボの展開とはいえ、これはかなり面白かったです。最初は幼馴染みの恋の応援をしてやろうと動いていた主人公が、なぜか自身の倒錯した思いに気付いて開き直っていく様が何ともコメディチックに描かれていて楽しいです。商業で4コマ漫画描いてるだけあって間違いのない面白さでしたね。





『眼鏡少女』 ECO ECO 有坂しおん

昔ならばメガネっ娘ジャンルは間違いなく読まなかったのですが、『眼鏡なカノジョ』を読んで以降、頻繁に手を出すようになりました。この本もそんな勢いで手にとったのですが、面白かったです。眼鏡をかけたまま顔を洗ったり服を脱いだりする経験は自分も眼鏡をかけているから分かるなぁと頷いてみたり。

あと、『そこぬけRPG』や『ゆずりは!』などの4コマ漫画を出している佐藤両々さんの漫画も載っていたのですが、これがまた良かった。初めて眼鏡をかけた女子中学生が眼鏡をかけたことをからかわれるんじゃないかとドキドキしながら登校するというお話。自分のかけている眼鏡を異性がかけるというドキドキ感と、恋のドキドキ感が見事にシンクロした展開が、何ともニヤニヤさせてくれる甘酸っぱいお話で良かったですよ。

佐藤両々さんのサイト「両々王国」




『メガネが紡ぐ青い糸』 ItamiWorks 伊丹澄一

水上悟志さんっぽい絵のタッチと眼鏡な表紙絵とタイトルに惹かれて買った本。席は隣同士なのにそれまで余り仲の良くなかった二人が、たまたま同時期に眼鏡を壊して眼鏡なしの生活を余儀なくされることがきっかけで近づいていくというお話。百合とまでは言えないけど、女の子同士の友情という面で何とも心くすぐられる部分もあり、気持ちの良い話になってますね。







『Jaパニーズドリーム!3』 青稀GALLERY 青稀シン

同人活動に目覚めたオタ女の熱血妄想ライフ。この漫画、何がすごいって全編にわたってハイテンションの妄想しっぱなしで突っ走っていくヒロインがとにかくすごい。男のキャラが妄想で突っ走っていくという展開はありがちですが、そこがオタ女になっただけで何とも違う味わいがあります。そしてその妄想の暴走具合も、ペットの猫のモエちゃんを擬人化して脳内彼女化してヨダレまみれにさせるくらいのトンデモっぷりで最高でした!







『ふたなか!』 ふたなか! サキ&エヌ

サブタイトルにあるとおり、同人女子の実録的四コマ。何というか、女の子同士が仲睦まじげにキャッキャウフフとやっているのを眺めるのって、ものすごく心躍るモノがあると思いませんか? 百合萌えとかそういうのとはまた別種な感情を抱いてしまう部分もあるのですが、この本を読んでいるとまさにそんな気分にさせられます。楽しそうにワイワイやってるのを外から見て自分自身も楽しい気分になれる感じ。

あとこの本の売り子していた二人の方が、たぶん作者の二人だと思うんだけど、ものすごく仲良さげに談笑していたのがオレ的ツボにハマってしまったのもあります。
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オレを激しくニヤリングさせるオススメ同人誌2誌

2008/05/04 00:13
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『ハルヒかわいい2』 TTT

言わずとしれたTTTさんによるハルヒ漫画。読み終わった後に出てくるのはまさに「ハルヒかわいい」という感想のみ。素晴らしきニヤリング漫画ですよ。泣いたり赤面したりするハルヒの可愛さは異常なほどに極まっており、原作では決してみることの出来ない恋する乙女となったその表情の数々は二次創作ならでは。僕らが妄想し渇望して止まないかわいいハルヒがてんこ盛りな訳なんです。

サイトで公開されていたものが主体となった同人誌ですが描き下ろしもあり、そちらも珠玉のニヤリング話となっております。バレンタイン、ホワイトデーとラブコメ的においしいイベントを期待通りに美味しくいただける感じ。後ろの方で二人の恋を応援しようとキャッキャやってる感じの朝比奈さんとかも好きだなぁ。

それにしてもクリスマス話における3000円を渡すキョンだけは非道と言わざるを得ないっ! でもまぁ、ハルヒのあの泣き顔を引き出せるのはキョンだけというのを考えるとラブコメ的にはおいしい所でもあるんですが。

ガンガンパワードに読み切りが載るみたいなんでそちらもすごく楽しみですね。



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『Princess Rose's Blooming For You』 フィギュアになりたい族(未塗装)

もう、表紙絵からしてそのかわいい祐巳と瞳子に釘付けなわけですが、中身も負けず劣らずの祐瞳分満載のニヤリングづくし。たまたま今日とらのあな行ったときに店頭で見かけてその表紙絵の可愛さにつられて手に取ったのですが、サンプルを読んでみたらこれがもう素晴らしきニヤリング漫画。瞳子かわいいよ瞳子! 姉妹になりたての祐巳と瞳子のラブいちゃっぷりにただひたすらにニヤニヤするのが吉と出ました。原作の方は祐巳と瞳子が全然姉妹にならない展開にヤキモキして、途中脱落してしまったクチなのですが、オレが読みたかったのはこういう祐巳と瞳子のイチャイチャだったんだよなぁ。この同人誌読んでこのサークルさんのことすごく気に入ったので、他の本も機会があれば入手して読んでみたいところです。
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コミケ73、その戦利品と感想

2008/01/03 11:47
コミケで買ってきた同人誌を消化するだけで過ぎていく正月休み。でもまぁ、こんな正月休みでも面白い同人誌が多いおかげで充実しておりますよ。ということで、今回買った同人誌で良かったものの感想でも。


画像『ハルヒかわいい』 TTT

サイトで公開されているハルヒ漫画をまとめて収録したものなので、初見のものは少ないのですが、紙媒体で手元に残しておけるのはやはり嬉しいもの。TTTさんのハルヒ漫画はとにかくラブコメ的に極まっており、ニヤリングせずには読めません。そうかと思えばクリスマス漫画のように最後の最後で読者の期待を裏切ってくれてドチクショーと叫ばされる事もある辺り侮れません(いい意味で) そして、甘々なハルヒ漫画がある一方で、もやしもんのフェチエロ漫画を出してる辺り、引き出しの広さは凄いなぁと。あとハルヒペーパーの破壊力が異常。これはペーパーのみで終わらせるにはあまりにももったいないと思うので、是非サイト上で公開して欲しいんですが!




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『なんだって?』 なぐ茶。 なみなみ爆弾

なぐ茶さんとなみなみ爆弾さんの合同ハルヒ本。この本を読んでるときのオレのニヤリング具合と来たらそりゃもうね! 2本ある両方の話とも極上のラブコメしていて最高でした。意地を張るハルヒは可愛い、意地っ張りすぎて暴走していくハルヒは可愛い、そして赤面するハルヒは最高に可愛いのです。なぐ茶さん個人誌の「雪の日の……」もキョンとハルヒのラブラブっぷりにニヤニヤせざるを得ません!






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『コミック電撃学園』 メディアワークス

メディアワークスブースにて出されていた電撃作家陣によるオフィシャルな小冊子。ただ小冊子とは言えないほどのボリュームがあって読み応え充分。中でもうさくんによる「キッコとタレ美のコミケ大作戦」が最高にバカバカしく輝いており、腹抱えて笑いました。田舎に住む女子高生2人がコミケに参加するための軍資金集めに奔走するという内容なのですが、女子高生の一人がBL好きの脚フェチで、そこから派生する展開がいつものうさくんならではのバカさ加減で最高なんですよ。この漫画をこの小冊子だけにとどめるのはあまりにも惜しいので、何らかの形で本誌なりで掲載して欲しいものです。





『a happy life』 麦畑

この表紙からして、脚フェチストのオレのハートをガッツリ掴む素晴らしい絵。高橋むぎさんの同人誌は昔から好きだったのですが、今回のCLANNAD本も素晴らしかったです。柔らかいタッチで描かれる絵に、優しい雰囲気の内容。世界が幸福で包まれるかのような幸せ気分に浸れるのが凄くいいんですよ。あと今回の本の中で温泉シーンがあるのですが、全裸絵なのにエロさは少ないんですが、それでもドキッとさせられる魅力があって、そういうところも好きなんですよね。あと、一緒に買ったらきすた本とマリみて本も良かったです。むぎさんの描かれる百合漫画は心理描写がたまらんですわい。





『ただしい夜王のなり方』 ivycrown

携帯アプリ「ナイトキング3」を題材にした同人誌。ナイトキング3を知ってる人が果たしてどれだけいるのか、需要はあるのかとか、そんなことお構いなしに嬉々として描いてる作者のゑむさんは最高に輝いております。自分もゑむさんのプレイ記に影響されてDLし、プレイしていたんですが、なかなかコツを掴めずに攻略できない日々。でも、この同人誌に攻略も載ってるので、それを見て令嬢ひとみにウィスキーぶかっけたり、きょうこ様に思いっきり罵られたいです。







『鶴屋さんと俺の部屋。』 ねこうさプリン

らーめんさんの描かれるハルヒ本といえば、ヤンデレハルヒか鶴屋さんという印象が強いのですが、今回のメインは鶴屋さん。キョンと鶴屋さんの同棲生活を描いた内容なんですが、ドギマギしている鶴屋さんの初々しさがなんともツボ。あとちょっと成長したキョン妹も出てくるのですが、こちらも可愛らしく描かれていていいですね。








『SUICIDE BLONDE』 RICK RUBIN

「笑ってはいけない山百合会」と称して展開されるギャグが何とも面白おかしくて楽しいです。マリみてキャラとお笑いネタという結びつきそうにないところを結びつけて、お下劣ネタもやっちゃう突っ走り方が良いですよ。志摩子さんがエロくて、それを自慢げに語る乃梨子という展開がすごく好きなんですけど。








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『メイド喫茶ヴィクトリア』 Heaven Stairs

表紙絵のメイドさん、おぱんつ、銃という組み合わせからは容易に想像できない中身のぶっ飛び加減。だがそれがいい。1巻の頃はストーリー的な流れもあったのですが、2巻では完全にボケとツッコミが延々と続いていくハイテンション展開。1巻にしろ、2巻にしろどちらもそれぞれに良さがあって楽しめました。







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『ライコメ』 Snake Foot Worker

ライトノベルネタをふんだんに織り交ぜながら展開される学園4コマコメディ。ラノベネタが分かった方が楽しめますが、知らなくても充分に面白いです。そしてこの同人誌の一番素晴らしいところはやはり絵ですね。蛇足亭さんのサイトは好きで欠かさず見ているのですが、メガネっ娘絵が特に素晴らしいんですよ。最近、メガネっ娘もいけるクチとなってきた自分としてもかなり堪能しております。同人誌の方にも毎回必ずラストに登場人物の下着絵が載っていて、これが本編のキャラからは想像できないエロ可愛さで描かれており、ドキッとさせてくれる事間違いなし。





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『COOL DRIVE3』 OVERALL no reply

OVERALLさんとno replyさんの合同ハルヒ本。表紙にもある佐々木、橘京子、九曜が出てくる話がすごく良かったですね。もしも、ハルヒではなく佐々木がヒロインだったらという展開を描いているのですが、ヒロインポジションの佐々木も可愛いし、長門ポジションの九曜もお色気担当として頑張っております。表紙絵の黒ストもいいのですが、個人的には最後のページの素足が最高と言っておきます!
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コミティア82、その戦利品と感想

2007/11/25 08:24
先週の日曜日ですがコミティアに行ってきました。これで2度目のコミティアなんですが、このイベントはホントに楽しいですね。全てのサークルを片っ端から見ていき、目に付いた本を読んで自分好みの漫画に出会えたときのこの喜び。そんな中、今回自分が読んで面白かったモノを、せっかくなんで感想書いておこうかと。


『きみぴこ』 SuitablyPublicationMatsuzaki

今回のティアズマガジンにスタッフ募集漫画としても載ってましたが、登場人物達はそれと同じでノリも全く同じ。コミティア代表の中村公彦氏の名前を取ったと思われる「きみぴこ」なるイヌキャラと少女が繰り広げるシュールギャグ漫画です。この作者の漫画はきっちりとした線で引かれた背景と可愛い女の子、そしてとにかく皮肉と毒がかなり効いているギャグが最高に面白いんですよ。今回もコミティアに参加する人々を皮肉った描写が何とも毒づいていて笑えました。あー、そうですよ。自分なんか「次世代を担う作家をいち早く青田買いしているって印象を多くの人に与えられるような漫画」を探している人そのものですよ!



『ミクロスキー』 憧憬画廊

タイトルにあるとおり、大人なんだけどちっこい女性の可愛さをこれでもかと描いた短編集。『それ散る』におけるこだま先輩のような、『WORKING!!』における種島ぽぷらのような、お姉さんぶるんだけど、ちっこくて可愛い魅力ばかりが増幅されていくという、そんなギャップ萌えがぎっしり詰まったこの1冊。正直、読んでる間ニヤリングが止まりませんでした。背の低い子が頑張って背の高い子に何かにしようとする姿はなぜにこんなにも萌えるのか。頭なでなでしようとしたり、ブランコでちゅーしようとしたり、マフラーで間接ちゅーしてみたり、あー、もうー、甘々すぎてこっぱずかすぃー。



『十年トラップ』 Plastic Age

「女子中学生と男性教師の禁断の関係」と書くとありきたりですが、そこに過去の因縁と現在の関係を絡めてきて、許されざる関係と背徳感を一気に高めてくれて面白くなってます。1冊の中に上手いことストーリーがまとめ上げられており、読後感としても面白いモノを読んだという充実感がありましたよ。一緒に買った「恋人は腐女子」もタイトル通りの内容をコミカルに描いており楽しかったですし、実録漫画の「本日の廉二さん」も作者の腐女子としての生活が垣間見れて、面白おかしくて楽しかったですよ。




『オマキザル』 FuniFuniFesta!

無口系少女が見せる笑顔に極上の喜びを感じることは多いのですが、この漫画もそんな部分に喜びを見出す漫画。とある事情により喋らなくなった少女と、その娘の事を強く意識しはじめる少年の話。少年期にある性への強い興味と性の不純さに対する嫌悪感という矛盾する感情が何とも上手く表現されており、少年の迷走ぶりが何とも思春期らしい身勝手さで、誰しもが身に覚えがある分、共感できる部分は強いです。最後に見せる少女の笑い顔も印象的で良かったですよ。





『メメチやき。』 メメチダイヤモンド かばやき

商業誌でも描いてる歌那早苗さんと神堂あらしさんによる合同本。さすがプロだけあって面白さは折り紙付き。ラブコメ編と銘打ってますが、むしろちょっと歪んだ愛の形をコメディにしてみましたという感じで、魔女っ娘とグルグルめがね君との話や、ドM教師とそのマゾっぷりに振り回される女子高生の話など、どちらの作者さんの話も面白楽しかったです。今回はこの1冊しか買わなかったのですが、他にも色々買っておくんだったなぁとちょっと後悔。





『先生はとてもちいさい』 まぬけ屋

家庭教師としてやってきたのは小さい頃となりに住んでいたお姉さん。小さくて可愛らしいお姉さんがだぼだぼのワイシャツを着てみたり、躓いて転けた表紙に押し倒してみたり、そこからエッチな雰囲気になっちゃったりと、ダダ甘お約束てんこ盛り劇場。だがそれがいい。ひねりのない分、こうした王道展開にはニヤニヤ出来てしまうわけですよ
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初コミティア、その戦利品と感想

2007/05/07 00:30
コミティアに行ってきました。同人誌の即売会というとこれまでコミケくらいしか出向いたことがなく、出向いたとしてもあの人混みのせいで早々に会場を退散することが多かったのですが、そこに来てこのコミティアですよ。オリジナルの同人誌即売会ということで、前から一度訪れてみたいとは思ってましたが、想像以上に満足できるモノでした。

元々マイナーなモノが好きな方ですし、あまり多くの人には知られていないけどキラリと光るモノを見つける事に大いなる幸せを感じる自分としては、これ以上ない同人誌即売会なんじゃじゃなかろうかと。まったりのんびりとほぼすべてのサークルを見て回れるのもいい感じですしね。そんな訳で、今回のコミティアで買ってきた本の感想でもつらつらと書いてみようかなと。

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『MY SWEETS』 しらとりゆり SOFT-COTTON

今回読んだ同人誌の中で一番ツボにはまった本。彼氏のネクタイを締めてあげたい彼女の話なんですが、恋愛ディストーション的雰囲気というか、彼氏彼女の距離感や関係の描き方に犬上すくねさんに通じるモノを感じました。基本はラブラブでありながら多少の起伏ある生活描写にものすごい心地よさとくすぐったさを感じてしまうんですよね。



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『コミティアへ行こう』 Matsuzaki SuitablyPublicationMatsuzaki

今回のコミティアのカタログにもこの方の漫画が載ってましたが、この同人誌もかなり面白かったです。とある高校の漫研を舞台にしたシリーズ物なんですが、漫画製作にまつわるあれこれを、時に自虐的に、時に批判的に、時にコメディチックに描いた内容。出てくる女の子が可愛い顔した毒舌キャラで、この娘の存在によって誌面が華やぎ、話の展開としてもメリハリがきいた物になっていて非常に好感持てましたよ。


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『Chocolatina』 kera eso aparte

サイトで公開されている「ぱえりあ」がものすごく好きで、かなり以前より見てたサイト。コミティア中心に参加してる事もあり同人誌を読む機会がこれまでなかったので、今回念願かなって初めて読むことが出来て嬉しい限りです。嬉しさのあまり思わず既刊6冊も買ってしまいましたよ。サイトには載ってない完全オリジナル作ばかりで読み応え充分で大満足。「ぱえりあ」はもちろんのこと、「大林さん内線です」がかなりツボに来ました。


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『ほまれ』 あらゐけいいち ヒマラヤイルカ

エースで『日常』を連載中の作者による同人誌。『日常』はその独特のギャグセンスが好きで楽しみにしてますし、早く単行本化されて欲しいなぁと待ち望んでいる訳ですが、この同人誌の方もいつも通りのノリと間で楽しめる漫画になってました。




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『はねむす2.5+』 ざちお はねむすオフライン

Webコミとしてはかなり有名になった「はねむす」の番外編的同人誌。るりが2.5頭身に縮んでしまい、その愛らしさに翻弄される周りの面々という展開。お父さんの親バカっぷりというか溺愛っぷりというか暴走っぷりが何とも楽しい内容となっておりますね。



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『AKIRATRACKA』 こう1 はしくれ工房

サイトにも公開されている「アルカノイド部」や「滅差滅差カーニバル」なんかが好きでよく見ているサイトさんなんですが、今回のはまた別の新作。といっても2月のコミティアでの新刊らしいですが。最初読んだときはマリみての江利子なのかなとか思ったりもしましたが、後ろから絵を描いてる人が最後に少しだけ絡んできていい感じに。今後の展開が楽しみですね。




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『はずれ』 いけだじゅん みずたまり

透明感溢れる絵を描かれており、サイトの方は以前より好きで見ていたのですが、同人誌を読むのが今回が初めて。絵の雰囲気通りに落ち着いた内容なのかと思いきや、破天荒な内容で非常に面白かったです。この『はずれ』というタイトルも、最初は面白くないという意味での外れという自虐的意味を込めたタイトルなのかと思ったのですが、そうではなく関節が外れやすい女の子を主人公にしたコメディ。途中、骨折しやすい女の子も出てきてワイワイとした楽しさに満ちてましたよ。



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『SASAI』 ハナイチコ 花苺

少女漫画系と萌え系を足して2で割ったような絵に何とも心惹きつけられて手にとって読んでみたのですが、内容も甘酸っぱい恋愛ストーリーで+αとしてエロ展開もあって何ともニヤニヤさせられる内容。少女漫画チックな内容にニヤニヤし、微エロな展開でさらにニヤニヤ出来る感じで非常によろしいです。同時に買った『てをつないで』という同人誌がお兄ちゃんのことを想って一人エッチを始めちゃうような妹の話であり、これまたニヤリング誘発漫画で大層よろしかったです。



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『私立横島女子漫研』 岩田鷹吉 鷹商

表紙のタイトル文字の勢いにつられてちょっと読んでみようかなと手に取ってみたら、これが殊の外面白くて新刊あわせて2冊買ってました。女子校の漫研を舞台にした話なのですが、多少の腐女子的要素は入りつつも、部長が男らしさに溢れた熱い性格で、それに引っ張られる形で全体のノリも熱く、男性読者が読んでも全然問題なく楽しめるレベルになってます。2巻で登場した前髪ぱっつん帰国子女は可愛かったなぁ。



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『大魔法使い柊さん』 茂子 プリオを敬う会

こちらも表紙につられて何気に手にとってみたら面白かったので購入した同人誌。大魔法使いなんて言うからどれほどの魔法を使うのかと思っていたら……という辺りから話を転がし、そのギャップに笑わせられるお話。ヒロインの娘が方向は間違ってるんだけどスカッとしたキャラで見ていて気持ちいいですね。




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『MIMINE STYLE』 三峯徹 三峯仮面


もはや生ける伝説とさえ言われ、この人の投稿のないエロ漫画雑誌はもぐりとさえいわれるエロ漫画雑誌投稿界の重鎮、三峯徹さんの同人誌。何年経っても変わらぬその絵柄、味わい深いそのコメントも含め、何とも感慨深い物があります。ってか、今回開場して一番最初に行ったのがここなんですが、既に持ち込んできた分は売り切れており、三峯徹さんがその場でお客さん一人一人に対しせっせとコピー紙を折ってはホッチキスでとめて配っていた姿が何とも印象的でした。
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オススメ同人誌感想

2007/02/18 23:45
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『すきということ』 憧憬画廊 大城ようこう

この作者の方はこれまで全く知らなくて、たまたまとらのあな店頭でこの同人誌を見かけ、サンプルを読んでみたら続きが気になったので買ったのですが、これが面白かったです。同人誌のジャケット買いで当たりを引くのはなかなかに難しいところだとは思うのですが、この漫画は良かったですよ。

彼氏に対し好きだという想いを伝え、彼氏にも言葉で「好き」だと言って欲しいと迫る女の子のお話なんですが、彼氏が「好き」というその一言を言うだけの話なのに、その一言を言うまでの盛り上がりっぷりが尋常でなく、読んでるこちらもその「好き」というパワーに圧倒されてしまう感じ。

その話の次に載っていた耳たぶをふにふにする話も、これまた何とも小っ恥ずかしい展開で自分好みでした。何気に買った同人誌ですが、自分の直感を信じて買って正解でしたよ。この方の別の作品も読んでみたいよなぁ。

作者さんのサイト「憧憬画廊」


『なぎさ』 こんちき堂 山田秀樹
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山田秀樹さんというと漫画版『涙そうそう』がすごく良かったのですが、その原点を感じさせるような同人誌。田舎の港町を舞台に、久々に田舎に戻ってきたヒロインと弟的存在だった幼馴染みが繰り広げる甘酸っぱい恋物語。

年下の主人公の感情の揺れ動きが何とも青春ちっくで、そこにノスタルジックな田舎描写と青春物語を演出する作画が相まって何とも甘酸っぱい物語に仕上がっております。この作者であるからこそ、『涙そうそう』の漫画版はあれほどまでに良い出来になったんだなぁと実感させてくれる一冊ですよ。

作者さんのサイト「迷子石/こんちきblog」
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