本気になったら終わる恋、YA新連載『うそつきパラドクス』が面白い!


今週のヤングアニマルで連載が始まった『うそつきパラドクス』読みましたか。いやぁ、こいつは素晴らしかった。ヤングアニマルあいらんどに掲載されていた『時間外手当』の続き物なのですが、この漫画、めちゃくちゃ好きだったんですよ。

きづきあきら+サトウナンキの『時間外手当』が面白かった件

よく他人からは「ラブコメ好き」として認識されることの多い自分ですが、実際にニヤリングしながら部屋中悶取りうつくらいに転げ回るような王道ラブコメは大好きです。でもそれとは真逆に位置するような、寝取り、寝取られ漫画も実は大好きなんですよ。

他人の彼女を奪ってしまう、自分の彼女が奪われてしまう。それままさに倫理的には許されていない部分ではあるのですが、それを乗り越えた先にあるのは禁断の果実であり、背徳感を超越した先にあるモノは得も言われぬ興奮なのです。許されていないからこそ求めてしまい、それを手にしたときほど、尋常ではない昂揚を得るわけです。

そしてこの『時間外手当』にしろ、新連載の『うそつきパラドクス』にしろ、まさにそんな寝取り寝取られの極意が詰め込まれているのですよね。彼氏がいる彼女を落とす事が、これほどまでも興奮を催すことであったとは!

そしてもう一つ重要なのが、この漫画には寸止めの極意も詰め込まれているという事。

ヤングアニマル系の雑誌は寸止めエロコメの宝庫とも言えるのですが、この漫画に限って言えば、寸止め自体がネタとしてだったり、引き延ばしのためだけに存在しているのではなく、焦らしの極意を追求せんが為に寸止めに走っている感もあります。あとほんの一押しあれば大きく関係が動いていくという所まで来ているのに、その一歩がどうしても踏み込めない。欲望に負けそうになりながらも、あと一歩の所で理性に負けてしまうこの焦れったさと来たら、何というかもうたまりません!

その一歩踏み込んだ先に得も言われぬような背徳感溢れる密の国があると分かっているのに、そこにたどり着けないもどかしさ。でも焦らされれば焦らされるほどに、一線を越えたときの興奮はとんでもないモノになると分かるからこそ期待して待ってしまうお預け感。ああ、この二律背反にモヤモヤしながらいること自体がある意味快感でもあるというこの矛盾。

ヤングアニマルにまた一つ楽しみに読める漫画が増えましたよ。これは今後の展開が激しく楽しみですね。

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