Jellyfishの新作『SISTERS』が発売…だと? またまたご冗談を!

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『SISTERS~夏の最後の日~』 Jellyfish

発売されるその日に、エロゲショップに行って実物を見るまでは絶対に信じないぞ! くらいの疑い深さでいたのですが、そんな疑念を払拭するかのようにしっかりと発売されていました、Jellyfishの新作『SISTERS』。3回の延期程度で発売されるなんて成長したなぁ、とか思ってしまう自分はすっかり飼いならされている海月信者でしょうか。

そう、Jellyfishというソフトメーカーと延期の二文字は切っても切れない関係なのです!

そもそも、自分とこのソフトメーカーとの出会いはまだ海月製作所という名前だった頃に発売された『ラブエスカレーター』というエロゲにさかのぼります。時は今から13年前の1998年。Windows98もまもなく発売されようかという時代、エロゲ界隈でもWindows95対応のモノばかりとなったきたその時期に、PC98シリーズ最後の大作エロゲとして発売されたのがこのゲーム。延期に次ぐ延期により、PC98対応のエロゲが新作発売スケジュールからどんどん消え去っていく中、唯一最後まで発売されずに残っていたために、PC98最後の大作エロゲーという冠をいただく事となってしまったのは皮肉ではあります。しかし、PC98で動いているとは思えないほどの圧倒的なアニメーション量とそのクオリティに誰しもが度肝を抜かされたのです。シナリオもまた青臭い青春ストーリーしていて、個人的にものすごくツボにはまってしまいましたし、ヒロインの理恵の可愛さとエロ三昧の日々に打ちのめされ、それはもう猿のようにプレイし、もう何度となくお世話になったゲームでもあるのです。

そんなラブエスを作った海月製作所がJellyfishと名を変え発売したエロゲ『GREEN 〜秋空のスクリーン〜』もまた、アニメーションシーン満載でクオリティ抜群。そして、ラブエスのリメイクとなる『Lovers〜恋に落ちたら…〜』では、ボリューム感たっぷりで新規エロシーンも追加されており満足行く出来映えでありました。

しかし、このソフトメーカーの延期癖は全くもって直っておらず、Loversにおいては延期11回というエロゲ界に燦然と輝く金字塔を打ち立てました。

【LOVERS延期の歴史】

当初、「2001年秋」発売を目指していた模様(キャラフェス、滝氏の色紙コメントにて)
2001年12月末 2002年4月26日(冬コミにて発表)
2002年4月10日 ●延期発表 「2002年6月28日」(シューティングスターwebサイト上)
2002年5月31日 ●延期発表「今夏」未定(同社webサイト)
2003年4月11日 ●延期発表「2003年6月27日」(同社webサイト)
2003年6月05日 ●延期発表「2003年7月11日」(同社webサイト)
2003年6月18日 ●延期発表「2003年8月1日」(同社webサイト)
2003年7月15日 ●延期発表「2003年8月8日」(同社webサイト)
2003年7月23日 ●延期発表「2003年8月29日」(同社webサイト)
2003年8月07日 ●延期発表「2003年9月12日」(同社webサイト)
2003年8月28日 ●延期発表「2003年9月26日」(同社webサイト)
2003年9月19日 ●延期発表「未定」(スターリンク☆オフィシャルサイト)
2003年9月24日 ●マスターアップ&延期発表 2003年10月10日(シューティングスターwebサイト上 )

ゲーム業界用語事典より


一時期、「延期」という単語でググると、公式サイトの延期告知ページが一番上に来ていたという逸話さえも残してくれました。

そんなJellyfishが発売する、Lovers以来の新作エロゲとなるのが『SISTERS』です。延期には定評のあるJellyfishですから、発売延期がなんぼのもんじゃーい位の気持ちで構えていたら、Loversが発売された2003年からすでに7年以上が経過。この『SISTERS』は3度の発売延期で済んだものの、よくよく考えてみれば7年も何やってたんだという気持ちにならなくもないのですが、何はともあれJellyfishの新作が無事発売された喜びを素直にかみ締めたいところです。

そんな訳で、さっそくプレイしました。これ以降ネタバレ。ちなみに、エロゲ買うの2、3年ぶりくらいだったりします。すっかりエロゲの世界から引退して久しいのですが、Jellyfishの新作とあれば別腹。ゴールデンウィークはこのエロゲ三昧で過ごす所存! くらいのテンションです。


余談。プレイする前から思っていたのですが、このママンの服の上からでも浮き上がりすぎの乳首はどうにかならなかったのか。ママン自体のキャラは悪くないんだけど、この浮き上がり乳首のおかげで妙に冷めてしまう自分が。

さて、そんなところで本編をプレイしたわけですが、1周5時間程度のプレイ時間。1周終えてみて、なんだかストーリーがよく分からないまま終わったけど、これは2周目以降プレイすることによって謎が解き明かされるに違いないよねと、攻略サイトを探して見てみたら、まさかの一本道シナリオであったことが発覚。マジかよ! あのEDがちゃんとした終わりなのかよ! ゴールデンウィークはこのエロゲでつぶすくらいの気持ちであったオレのこのテンションはどうすれば!

あまりにも納得のいかない唐突な終わりではありましたが、よくよく考えたら、ラブエス時代からシナリオ展開の納得いかなさには定評のあるメーカーでもあったので、気にしないことにします(無理矢理


まぁ、それよりもエロシーンですよ、エロシーン! エロシーンのアニメの出来映えは神がかっていると言わざるを得ません。エロシーンには定評のあるメーカーでしたが、それは今作も健在。カメラワークや構図にもこだわっていて、主人公視点からのアニメーションによってエロシーンを描いているのがまた良いのです。特に、妹キャラとの初体験シーンで、ヒロインの上に覆い被さりながら見下ろす構図が、これまでのエロアニメでもあまり見たことのない構図で非常にインパクトありました。それはもう、下手なエロアニメよりも格段上のクオリティ! これだったら、エロゲでやらずに最初からエロアニメで作ってくれよと思ったりもしますが、エロアニメ2、3本分のクオリティをこのエロゲ1本で賄えるんだから、これはこれでいいのかもしれません。

数多のエロアニメを見てきたつもりのこの自分ですが、そんな中でもこのゲームのアニメのボリュームとクオリティは飛び抜けたモノがありますよ。冒頭のママンとのエッチや、ラストの姉妹丼エッチはとにかく良かった。3Pシーンがあるだけで評価を甘くするこの自分ですから、あの姉妹丼の価値は非常に高いのです。

ただ、全編アニメーションの内容はスゴイの一言ですが、スキップできないアニメーション、スキップできない移動シーン等々、とにかくプレイしていてイラッとさせられる事が多かったです。途中寝そうになったことも数知れず。しかし、それらを差し引いてしまえば、クオリティの高いアニメを見ていられるのだから満足度は高いのです。そもそも、Jellyfishのエロゲはプレイしている最中の満足感よりも、プレイ後にEXTRAコーナーにおいて繰り返しエロシーンを見ることによる満足感の方が圧倒的に高いモノだと思うので、その観点でいけば申し分のない出来なのかもしれません。今回もお世話になります!

結論 抜きゲーとして文句ない出来映え。但し、ママンと姉妹との親子丼4Pシーンがなかったことに物申す!

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