この思春期少年少女がホントに可愛い!『ココロ君色サクラ色』1巻

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『ココロ君色サクラ色』1巻 桑原草太 まんがタイムコミックス

まんがタイムスペシャルに隔月連載されているのをずっと追いかけ、待ちに待っていた単行本がついに刊行! これは嬉しい。連載が隔月連載で、しかも毎回10ページのショートストーリーだけに単行本化されるまでがホントに長かった。そもそも、話の展開自体もゆったりしたものだから気長に待ってはいたのですが、やはり単行本化されると嬉しいモノです。

桑原草太さんの漫画というと『紅心王子』が代表作ですが、この方の描かれる思春期少年少女はとにかく魅力的すぎるのです。透き通るような瑞々しさ、柔らかい線で描かれながらもポップでキュートな作画。とにかく可愛いの一言に尽きるわけです。『紅心王子』はファンタジー色のあるストーリーとなってますが、その中でもたまに訪れる日常パートにおけるラブコメ展開がこれまた至高の一品なんですよ。純な少年少女達の心の触れあいは身悶え必至。そして、桑原草太さんの描く日常パートのラブコメ展開が大好きな自分にしてみれば、この『ココロ君色サクラ色』はまさに自分の嗜好にジャストミートなのです!

ともに5人の兄弟姉妹が揃う詩原家と花枝家の二つの家族は幼なじみの間柄。この二つの家族の子供達が織りなす交流が物語のメインとして描かれていきます。ただ、その中で関係が大きく揺れ動くような展開はなく、至って穏やかな日々が過ぎていきます。この漫画はあくまでもそんなゆったりとした空気の中での幼なじみカップル達を描いていくわけです。

ただカップルといいつつも、実際につきあっている者は誰一人としておらず、幼なじみという関係性にどっぷりと浸りきっています。特にこの漫画の主人公である中学二年生の葉介と小春の二人はまさにその関係。小春のことが子供の頃からずっと好きで、将来は結婚したいとさえ思い続けている葉介と、そんな葉介を「またいつものが始まった」くらいの勢いで軽くあしらっている小春。葉介的には運命の赤い糸で結ばれた幼なじみであるものの、小春的には腐れ縁の関係。近すぎるが故にその距離感が変わる事なんて想像できない二人。それは、これまで以上に遠くにもならないけど、近くにもなれない距離。

この幼なじみ関係から進めるかどうかがこの漫画のラブコメ的キモでもあるわけですが、この1巻においては大きな展開は見せません。ただ、この1巻における珠玉のエピソードである7話においては、距離感がぐぐっと近づくのですよ。


マンガ家である親にお願いされて、キスシーンのふりをする二人。この圧倒的に近い距離感。何この神展開。もうニヤニヤするのしないのつーか、ニヤリングせざるを得ない! この寸止めキスの予行練習というシチュエーションが、これまでこの漫画になかった圧倒的爆発力をもたらしてくれました。

親に頼まれたからといって素直に応じてしまう小春なんて、葉介に対する信頼度の高さがあらわれ過ぎてます。そして、これまで好き好き言い続けてきた葉介が、目をつぶった小春を目の前にして、これまでにない感情の高ぶりを感じているのが、これまたラブコメ的においしすぎるのです。ニヤニヤせずには見られないのです!

『紅心王子』もそうなんだけど、四六時中ニヤリングラブコメを展開するような話ではないのですが、逆にだからこそたまに訪れるラブコメ時空にかけがえのない価値観が生まれるのです。爆発的な破壊力を生み出すのです! やはり桑原草太さんの描くラブコメは最高やでー!

この記事へのコメント

クマ
2011年06月15日 12:57
ココロ君色サクラ色大好きです
紅心王子とわ違って、男の子の葉介が素直でかわいいです!(*´ω`*)
お話もすっごくおもしろくって、はまっちゃいました☆
早く2巻見たいです♪
夏嫌い
2011年06月25日 17:02
1巻すごく面白かったです
絵、超可愛いし
あぁ…早く2巻みたいです…。(早く発売しないかなぁ)

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